無名音楽家アブロニカの戦慄なリアルと最前線

ヒップホップ・ポストロック・エレクトロニカを主軸にしたラッパー&トラックメーカー、アブロニカのこれからを赤裸々に書き綴り。 日本中の90%を占める底辺音楽家のリアルと実情、日々思うことを書き殴ります。まれにDISリスペクトな記事あり。 無料の楽曲DLが受け取れるフリクルメルマガ配信中 http://frekul.com/artists/profile/call-it-anything

カテゴリ: 一押し音楽

キャプチャ
驚いた。まさか元54-71のボーカルだったビンゴとベースを担当していたリーダーが今ではVice Japanの代表取締役と編集長になってたなんて本当に寝耳に水。

昔、好きだったバンドが人知れずいつの間にか活動休止していてネット検索していたらその後の消息が明らかになった時の衝撃度はもの凄いなと実感した。

まったく更新されない公式サイト、マイスぺ、レーベルサイト…思い出したかの様にたまにチェックしてみても何ら動きがなかったバンドなのでてっきり音楽をやめてパンピーにでもなったかと存在すら忘れそうになったけどこの転身ぶりは流石に予想できなかった。

人ってやっぱり年をとるんだなあと改めて考えさせられる。54-71が好きだった人からすればこの映像はある意味たまらない内容だ。彼らがまともに喋っている動画なんて多分これしかない。

バンドマンだった頃の強気で変態チックでヤンキー臭さが今では丸くなった感すら見受けられる。と言ってもリーダーの思想や価値観という核になる部分はあまり変わっていない気がする。

じゃなかったら「俺が殺されそうになったら、俺も殺していいんだな」という発言なんてする訳ない。機転をきかせた考えや、尖がり具合は今も健在。

54-71ってどんなバンド?
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95年に結成されたバンドで2008年あたりまで活動を続けていたこのバンド。見比べるとやっぱり若いなあ。左からドラム担当のBOBO。雅とユニットでドラムやってる人ですね。左から二番目がギターの高田氏…この人は今何してるのかちょっと分からん…。そして坊主頭がビンゴで右端がリーダー。

のっけからなんじゃこりゃ?な音楽性にとまどうかもしれない。バンドを知らずに聴いたら完全にヒップホップにしか聴こえないだろうけど、これを全て人力でやってるというのがカッコ良すぎる。

特にドラム、ぶれない。一切ぶれない。打ち込みに聴こえてしまうぐらいの正確さにビビる。ライブになるとハイハットとキック、スネアのみの3点しか使わない。そのストイックさがカッコイイ。そしてミックスの仕方が絶妙。全体的にこもった音になってるのが中毒性を誘発する。

ボーカル…日本のバンドで全英語調の曲が許されるのはメロコアやパンク勢だけだと思ってたがこの日本人的な英語の発音の仕方と声質が癖になる。ついついビヨーンビヨーンとこちらも叫びたくなる。

多分54-71の曲ではこの曲はかなりキャッチーな方だ。そしてこの音楽性でメジャーデビューしたというんだからちょっと普通じゃない。発掘した人もどこか頭がおかしいとしか思えない。

タイトルからも分かる様に彼らの歌詞は大概下ネタのオンパレード。でもこのヒップホップなサウンドが加わるとダーティーな雰囲気が漂う音楽になるのが彼らの大きな発明だと言える。

そしてこの音数の少なさがたまらない。すきまを活かしたベースライン。ひたすらループするギターのアルペジオ…このスカスカ具合が54-71の真骨頂でありオリジナリティーの一つ。引き算の美学最高です。

ちなみに彼らのレコーディング方法は全員でいっせーので最初から最後まで演奏して録音するという、俗にいう一発録りで収録されている。それでこのクオリティーを保っているというんだから相当な練習をこなしているのが想像できる。

ライブになると彼らが発する雰囲気は実に独特だ。どう反応すればいいのか困る…というか強烈な気迫を前にして固まってしまうかもしれない。

しかもメンバー全員が目配せすることなく黙々と演奏していて止まる時はピッタシ合うのが文句なしにカッコいいしこのブレイクが中々癖になる。

活動休止後に知った自分としては一度は生で見たかった…。向井秀徳がリーダーであるZazen boysのあのビシッと音が止まるアレンジは54-71からの影響があるのは間違いないだろう。

バンドが解散しても彼らが遺した遺産は今のバンドにしっかり受け継がれている。向井秀徳もそうだが個人的に言えば、トリプルファイヤーが54-71の音楽性を偶然受け継いでしまっているのが興味深い。文字通り記憶に残ったバンドの一つだと言える。

いかがだっただろうか?彼らの現状を知るキッカケになったインタビューをみたらついつい懐かしくなり54-71を聴き直したがダークでストイックな人力ヒップホップは今聴いても色褪せない。やっぱり良いモノは良いですね。では今日はこの辺で。



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初っ端がらサムネ注意の記事だがこれはドラッグオンドラグーンというゲームの1シーンだ。このゲーム。筆者はやったことがない作品なのでどういうストーリーなのか説明できない。巷では一切救いがない鬱ゲーだと言われておりプレイヤーにとってトラウマになった作品として有名なんだと。

中世を舞台にしたアクションRPGで何だかよくわからないけどとにかく敵を斬って斬って斬りまくるゲーム…という感じでいいんだろうか?



…この文章自体がバイオハザードで未知のアイテムを発見した時に出てくる説明文みたいな感じになってるのはいいとして…何故こんなゲーム作品を記事にしたかというとこのゲームのBGM…ちょっとおかしい。そして曲の作り方の発想が面白いのである。

最初のミッション選択のBGMと第一章上空のBGMを聴いてみてほしい。一見すればただのオーケストラの演奏にしか聴こえないだろう。しかし何か違和感を感じないだろうか?

そう…このゲームのサントラ内の収録曲はストラヴィンスキーやチャイコフスキー、ホルストといったクラシック音楽の楽曲を大胆にサンプリング、または元ネタとなる楽曲の一部分だけを演奏してもらい録音(オーケストラのレコーディング現場では通常ありえないこと)。

そしてそのデータを加工するというクラシック音楽をダンスミュージックの手法でアウトプットしているのである。よく聞くとループのアレンジや曲中にフェイザーやディレイといったクラブミュージックでは必須なエフェクトを使用しているのが分かる。

恐らく世界中に似た音楽はあれどこの手法で作られたゲーム音楽はないだろうし、クラブミュージック界隈でもこんな作品を作ろうとはまず思わない。しかしやってみたらこれが意外と作品の雰囲気にハマっててカッコいい。良い意味で狂っててある意味ロック以上に攻撃的だ。

クラシック音楽なんだけどどこかダンサンブルなのが非常に聴いていて興味深い。一般受けはしないかもしれないが好きな人にはとことんハマる音楽だ。テクノ好きなリスナーや意外や意外にメタラーにも受けるかもしれない。基本悪魔という単語に反応し、狂ってるのが好きな人種なんだから。

特に19分から始まる曲…これはストリングスのサンプリング音のリズムがキックとハイハットに置き換えても違和感がないアレンジになってる。作曲者がダンスミュージックを得意とするが故にこうなったのだろうと思われる。ありそうであまりないフレーズになっていて面白い。

始めは酷評の嵐だったという事実。
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リッジレーサーや鉄拳シリーズの曲を手掛けた佐野電磁氏(上写真)と相原隆行氏(下写真)がタッグを組んで制作したこのゲームのサントラ集…やはりあまりに斬新すぎるものは得てして批判されやすいのかこのゲームが発売された時はループしてるだけ、ノイズ音がうるさいなどとにかく評判がよくなかったらしくそれは当時のインタビューを見ても分かる。

ドラッグオンドラグーン・サウンドクリエイターインタビュー
それでもよくこのアイディアを思いついたなと感心する。ゲームを作るとなったら豪華なオーケストラの生演奏で攻めたいと思うのが普通なのにそれをサンプラーで代用するという逆転の発想が発明を生んだと言えるだろう。これがオーケストラ以外の楽器が加入してしまうと何らつまらない作品になってたのかもしれない。

発売当初は売れ行きもよろしくなくサントラは再販なし。なのでこの作品が再評価された時はプレミアクラスの値段に跳ね上がったのは記憶に新しい。 軽く一枚のCDに3万円~4万円ぐらいの値打ちがあった。


再販が決まって以来、値段はこんな感じに落ち着きました。The・リーズナブル。恐怖感のある音楽や狂気さを感じる音楽が聴きたいリスナーやホラーな雰囲気の楽曲を作りたい作曲家は是非作品を手に取って聴いてみましょう。

発売年が2003年でそこから数年、ようやく時代が彼らの先進性に追いついた。他の音楽ジャンルでは味わえない独特な雰囲気がこの作品集に濃縮されていますから。では今日はこの辺で。

orz
人生は苦難の連続だ。努力すれば努力しただけ報われる世界なんてのは受験勉強の世界だけだ。そんな不貞腐れたくなる気分になるのは誰にでもあるでしょう。
saitou
例えば情熱大陸を見た後の月曜日なんて正にそれ。テレビの向こう側に映る生き生きとした有名人を見ては自分も頑張ろうと思うモノの実際、自分の人生なんて比べてみた所でそんなにパッとしない。

情熱大陸を手掛けているスタッフは視聴者にそういう思いをさせている事に気づいた方が良い。いくらなんでも演出の仕方がカッコつけすぎだ。
さて…この番組を見た後の月曜日に凹んでしまうのは別に珍しくない。ところで最近気になる本を見つけた。絶望手帖というやつだ。


この本、偉人や有名人のネガティブな発言をまとめた内容という非常にクレイジーな作りになっている。名言集は山ほどあるのに影の部分を露わにする本は今まであったんだろうか?

何にせよ、今回は絶望手帖に思わず共感してしまった人達や星5つのレビューをかましたスーパーネガティブ人間向けの曲を紹介してみようと思う。音楽家も一人の人間なのでもちろん絶望するのは日常茶飯事。絶望し過ぎて気が狂ったのか?と言いたくなるぐらいの曲ばかり。

言わずと知れた名盤中の名盤であるNirvanaのNever Mindからの曲、Something in the wayだ。もうダメだ。イントロからしてもう死にたくなる曲調で何もしたくなくなる。途中から入ってくるチェロが余計に暗さを助長して困る。この曲を聴くとカート・コバーンがいつ死んでもおかしくない状態にあると分かるぐらい曲全体が陰鬱な雰囲気で嫌になる。

正直この曲の再生回数が240万回近くというのが衝撃的だ。お前らそんなに人生に絶望してるのかと。イイネ!ボタンが押された回数が14000近くとかドMを通り越してもはや色々と達観してるんじゃないかと疑いたくなる。まあ絶望を味わいたいリスナーには文句なしのおススメ曲なのでNirvanaを知らない世代の若人も是非聴いてみよう。




次はこれだ。無調による表現主義という一種の近代音楽を作り上げた作曲家であるシェーン・ベルクの代表作である月に憑かれたピエロ第一部。

この曲も出だしの部分からしてかなり強烈。実はこの曲、12音技法というピアノの白鍵と黒鍵を全て平等につかうことでホラー映画の様な…気が狂った様な作風を醸し出している。

音楽というものには必ず曲の土台となるKeyが必ず存在する。この曲はその概念から解放されることを想定して作られた訳だ。

映画やドラマやゲームで不穏な曲が流れる時は大体この12音技法を元にして作られている事が多い。にしてもこの曲…確かに不気味ではあるがどこかメランコリックで狂気さの中に心地良さが共存しているのが恐い…。どうせ絶望するなら美しく悲劇の主人公をきどっていたい…。そんなネガティブ率100%な人は是非ともこの甘美な絶望に浸ってほしい。


次はホラーゲームの名作として知られているSIRENのサントラから刈割。ゲームをやったことのある人なら腐るほどこのBGMは聴いてきただろうと思う。

雨が降ってる時にこの曲を流したらそこはもう羽生蛇村だ。部屋を暗くしてこの曲を聴いていたらもはや末期症状。絶望感に悲観した先にいっそのこと早く屍人になってしまいたくなるだろう。

とは言え作曲をやってる人間からするとSIRENのサントラは本当に良く出来ていて驚く。ホラー系の音楽というのは実は中々作る機会がなかったりするし、すすんで頻繁に聞く人間なんてほとんどいない。

このゲームのサントラの作曲者はこれだけ恐怖を感じさせる曲を作って気が狂わないのか不思議でしょうがないんですよ。音色や声ネタ一つとっても絶妙な音作りで声ネタはどこから録ってきてどう加工しているのかが気になります。そして音と音の間の使い方が秀逸。どこで拍子をとるのか分からなくなるぐらいの浮遊感がよりホラー要素を強めています。ホラーアンビエントの傑作。




この曲を紹介して終わりにしておく。いい加減もういいだろう。暗い気分になるのは。そんな絶望を感じるのに締めの曲としてこれほどふさわしい曲はないと思う。

あの頃はまさかニートになったりひきこもりになったり社畜自慢するリーマンになったり辞めどき間違えた残念なアーティストになるなんて微塵も思ってなかった…。

親子で銭湯にいって風呂上りにこのアニメを見ながらコーヒー牛乳を飲んで帰る昔の光景がフラッシュバックして本当に死にたくなるからやめろと言いたくなる輩もいると思うのでこの辺にしておく。

やっぱり一番恐ろしい絶望というのは今という瞬間に押しつぶされる日々のことなのかもしれない。確かに我々人間はいつでも前向きになれるほどスーパーマンではない訳で…だからこそたまにはこういう毒素に浸りたくなる時を肯定した方が前向きに生きられるのではないでしょうか?絶望もたまには必要なのかも!?では今日はこの辺で。



The Smiths Google Images
皆さんにとってロックとは何だろうか?エレキギターの歪んだ音だろうか?SEX、ドラッグ、ロックンロールだと歌って派手なステージで歌う様?グルーピーと夜な夜なあんなことやこんなことを楽しむ状況?違うよ全然違うよ。

ロックというのは既存の世界に存在する理不尽なことにNOとアンチテーゼの姿勢を見せつけることです。そういう点でいえばザ・スミスは本当の意味でのロックを体現していたバンドだと思う。もう今の若手のロックバンドからすれば存在すら知らないかもしれない。

とは言っても彼らの音楽の特徴は正に弱者側からの攻めの一手、または代弁者と言える音楽だと言える。この本質自体は今でも後世のロックバンドに受け継がれている。

事実今の売れているロックバンドを見てみろ。みんなナヨナヨした様な弱弱しい顔つきで絶叫している様は無意識にでもモリモリモリッシーのイズムを引き継いでいる様に見えるぞ。神聖かまってちゃんとかは音楽性が違えども割と似た雰囲気を醸し出していると思う。

虐げられた者の苦悩を代弁。

本人の演奏を紹介する前にまずはこちらを。ザ・スミスを知ったキッカケはRadioheadのこの動画から。Radioheadが好きで好きでしょうがなかった時期、彼らのルーツを知る機会があればどんな音楽でも物色していたがスミスの曲を知った時に早々と本人の音源も聴いてみた。

ジョニー・マーのコーラスギターが心地いい。ポリスのアンディ・サマーズとはまた違ったポップな趣がある。そしていかにも80年代の雰囲気が漂う残響音が加わったモリッシーのボーカルが妙に懐かしい感じすらしてくる。

サウンドについてはこの辺にしておいて、スミスの真骨頂は何と言っても歌詞!その一つに尽きる。この曲にはこんな事が歌われています。
家に帰りたいよ
こんなところにいたくない
こんなおかしな教育には耐えられない

Mid-week on the playing fields
Sir thwacks you on the knees

週の半ばの校庭で
ぴしゃりと足でひっぱたかれ

Knees you in the groin
Elbow in the face
Bruises bigger than dinner plates

股間を蹴られ
顔にはヒジが飛んでくる
ディナープレートよりも大きなアザができる

要するに学校で行われている理不尽な体罰教育の事を歌っているのですがこの歌詞がめちゃめちゃ良いんですよねえ…。普遍性がありますし学校に馴染めない人間は80年代から30年以上経った今でも後を絶ちません。逃げたければ逃げてもいいことを肯定してくれる音楽って今の時代かなり必要だと思うんです。そんな鬱憤を高らかに歌い上げるモリッシーの歌詞にはジャンルは違えどもピンクフロイドのロジャー・ウォーターズと共通している色褪せない言葉の力が込められています。



彼らの代表曲でもあるHow soon is nowです。ブツ切れになったギターサウンドがどこかテクノチックでハーモニクス音?が曲の良さを引き立てています。このバンドはやっぱりジョニー・マーのギターも大きな核になってますね。

歌詞の内容は薄暗くとてもリアルな歌詞なんですがモリッシーが歌うと儚げな美しさがあって抒情的な詩になってしまうのは彼らの唯一無比のオリジナリティーだと言えるでしょう。
君は口を閉じたまま
それじゃ何も言えっこないじゃないか

僕は何でも悪い方に持って行ってしまう
僕は人間 他のみんなと同じように
僕だって愛されたいんだ

クラブがあるよ、行きたいと言うのなら
本当に君のことを愛してくれる誰かさんに
出会うこともできる

だから行けばいい
そして一人で立っていればいい
そして去る時も一人ぼっち

君は家に帰って泣く
君は死にたくなる

何て暗い歌詞なんだと思うでしょう。この歌詞だけ読んだら誰もこのバンドがイギリスで絶大な人気を誇っていたなんて微塵にも思わないでしょう。しかしここが音楽の面白い所で歌詞がここまで絶望な内容だとしても楽器とボーカルの工夫次第で実に美しく詩的な作品に仕上がる訳です。

しかしこの歌詞も共感できますねぇ。いや共感できる自分は完全に非リア充なんだろうか?といってもですねぇ…多数派からこぼれ落ちた少数派を汲み取る姿勢の音楽が一世を風靡したっていうのがめちゃめちゃカッコいいじゃないですか。ザ・スミスはロックでもありどんなパンクバンドよりもパンクだったんです。

以上、敬愛するバンドであるザ・スミスの紹介でした。ひきこもりやニートこそスミスの世界観に魅了されるでしょう。では今日はこの辺で。


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著作者 Lotus Carroll

夏を感じさせるアーティストといったら誰を思い浮かべるだろうか?サザン?TUBE?それとも大親友の彼女の連れ?どれもこれもありきたりな選曲で終わってしまいがちで夏のBGMにネタ切れになるアナタにそれぞれ異なるシチュエーション別にピッタリ合う曲を紹介していこう。

夏の曲を売りにするアーティスト以上に夏を感じることが出来るハズだ。ちなみに夏の恋愛を感じさせる曲を紹介するつもりは一切無い。夏だから恋愛しなくちゃみたいな同調圧力には中指を突き立てよう。そんなヤツはEDMのパーティーにでも行って泡まみれにでもなってろってね。

夏の街並みを自転車で全速力で駆け抜けたいアナタへ。
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著作者 しゃれこーべ
 
まだ車の免許をとれずに自転車を使わざるを得ない学生の諸君にこそこの曲をすすめたい。イヤホンで聞きながら夏の暑さが充満する街並みを自転車で思いっきり漕ぎながらの状況にピッタリだ。

10代という初々しさと感受性豊かな時期の感覚がたった3分ちょっとの尺に凝縮されている。若いうちに聴いておかないとこの曲の甘酸っぱさには共感できない。 リアルタイムで聴いていた人間は一気にタイムスリップ出来るんだろうけど。分かる人には分かるこの99年の雰囲気はやっぱりたまらない。



夏のドライブで窓全開にして車を運転したいアナタへ。
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著作者 MICHAE L

ドライブは楽しい…だけど車の中でタオルをぶん回す様な曲を流すのは勘弁してほしいしあのノリにはついていけない…そんなアナタにはyo la tengoだ。程良いテンポのギターロックで間奏のギターノイズが夏を感じさせるのは自分だけだろうか?

元々彼らは大西洋沿岸に位置するリゾート地もあるニュージャージー州出身。その土地が夏を感じさせる彼らの音楽性を育んだといっても過言ではない。けだるい歌声に歪んだギター音とコード進行…全てが夏一色に染まってます。


このアルバムは名盤です。夏になったら必ず聴きたくなる一枚。Suger cubeの他にdamage、green arrow、my little corner of the worldなど歌詞が英語で夏という単語がないのにも関わらず夏を感じさせます。

南国のゆっくりとした気分を家の中で味わいたいアナタへ。
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著作者 WanderingtheWorld (www.ChrisFord.com)

もはや30℃越えで家から出たくない人達(こういう時は在宅ワーカーが本当に羨ましい…。)にはPSの作品であるクロノクロスのサントラがオススメ。戦闘シーンやアップテンポなダンジョン曲もあるが街のBGMは南国の雰囲気そのもの。作品の舞台が南国の島ですからね。眠気に誘われてダラダラしたい時にはこのサントラ一択です。


もはやゲーム音楽のマスターピース。全曲にわたってドラムが使われていないのが凄い。アイリッシュな曲や民族音楽な要素も強めで本作品をやったことがない人でもBGMとして聴きとおせます。光田康典のメロディーセンスがいたる所で光っている至高の一枚。

田舎で夏を過ごしたいアナタへ。
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著作者 maaco
 
最近のパーリーピーポーな曲が蔓延しているシーンは何なんだ?夏といったら皆そろってキック音が鳴り響く落ち着きのない曲に夢中で男は女を口説くのに必至…まるで身体が休まる暇がないし、実家に帰って田舎で夏を過ごす方が好きなんだ…というあなたにははっぴいえんどの夏なんですを紹介しておこう。

もうね…日本の夏って本来こういう情緒があるはずなんですよ。駄菓子屋で食べるアイスだとか土曜の午前授業が終わった後に母親が作る焼きそばとかチャーハンとか食べたり、夏休み中に田舎道を自転車で駆け抜けたり…そういう昔の日本の夏を体感したい時にはこの一曲です。
 

鈴虫が鳴る日本の夏の夜を過ごしたいアナタへ。
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著作者 blavandmaster

最後にもう一度ヨラテンゴの曲を紹介したい。洋楽なのに曲全体の雰囲気が日本的な情緒にあふれているのが最高。祭りの後の様な静けさを表現したアレンジ…鈴虫の鳴き声から始まるイントロがもう夏なんです。これは良い曲ですよ。田舎の夏の夜でしっぽり落ち着いて酒を飲みながら聴くのにこれほどピッタリな曲はありません。

いかがだっただろうか?これから熱い時期が続くのでこれらのBGMで楽しい夏を過ごせたら幸いだ。では今日はこの辺で。



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