無名音楽家アブロニカの戦慄なリアルと最前線

ヒップホップ・ポストロック・エレクトロニカを主軸にしたラッパー&トラックメーカー、アブロニカのこれからを赤裸々に書き綴り。 日本中の90%を占める底辺音楽家のリアルと実情、日々思うことを書き殴ります。まれにDISリスペクトな記事あり。 無料の楽曲DLが受け取れるフリクルメルマガ配信中 http://frekul.com/artists/profile/call-it-anything

カテゴリ: ライブレポ

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ワンマンライブでもここまで曲数をこなしたライブは早々ないでしょう。11月20日…この日はAureoleのラストライブへ。最後のライブですから演者もお客さんも相当気合がはいっている様に感じました。
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今回のライブは照明はほとんど使わずにVJ Paradeさんの映像が演出代わり。そして所せましと置かれた機材の山…真っ白な壁に映えるAureoleの文字。正に嵐の前の静けさを感じさせる空間でした。
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18時から少し遅れてライブがいよいよ開始。最後のライブなだけあって、お客の反応はそれまでのライブとは比べものにならないぐらいのテンションMAX状態。曲数が29曲もありますから、セットリストは今思うと相当練られていた曲順でした。多分彼等もそこまで演奏したことはないとは思うんですが、ライブ運びに関しては最初で最後の試みだったにも関わらず、大きなアクシデントやグダグダ感は一切感じなかったです。(2曲目のheat sinkで演奏し直しがありましたがそこはご愛嬌)
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ライブ全体の流れとしては、正に静と動そのものでした。新曲であるTab showを最初で最後に披露し、アルバムの中で一度もやったことのない曲、中々演奏しなかったレア曲などをふんだんに取り入れた序盤のライブはどちらかというとゆったり目の雰囲気が会場を支配していました。前半で特に印象に残ったのがKeef As It Calms(Part2)曲だけ聴くとゆったりした浮遊感が心地のいいインスト曲ですが、ライブだと優し気なのに緊張感がある演奏になるという不思議さ…。
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壮厳さがあって重くどっしりとしたリズムが刻まれていくPermanent State から、徐々に音が重なって壮大な轟音になっていくインスト曲、Mizを演奏し終わってから、Coreまではひたすら動を感じさせるライブの展開。World As Mythが始まった瞬間観客が待ってましたと言わんばかりにテンションがグンと上がり、一度限りの祭典を限界まで楽しむかの様な空気が全体に漂ってました。
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2回目のアンコール目の最後のMCでリーダーの森大地氏がこのライブは終わりではなく、次の段階に向かって前身するという意味が込められた最後のライブですと発言し、終わりと始まり…その二つを感じさせる曲、Disappearを演奏して遂に2時間50分という長丁場のラストライブは終わりました。

この曲はAureoleの曲の中で一番好きな曲だったので、最後の最後にもってきたという展開には感無量でした。エンディングの1音をkaoriさんが担当していますが、終わりを意味する一音を奏でた心境はどんな感じだったのか、ちょっと今の所想像がつかない…。
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3時間近くという驚異のワンマンライブが終わった後は祭りが終わった後の寂しさを若干感じさせましたが、本当に良いライブで前売り2800円が安く感じたのは言うまでもなかったです。改めてこのバンドを知ってよかったと思えるベストなライブでした。

Aureoleが解散しても彼等がのこした作品は誰かが聴いている限りいつまでもこの世界に存在し続けるでしょう。音楽をやっている人達の究極の目標は自分達が存在していたということを証明することですが、それが果たされたと確信できる一夜でしたね。活動9年間本当にお疲れさまでした。自分もこんなライブをしたい…そんな目標に対する気持ちがより強まった気がしました。では今日はこの辺で。

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邦楽界の生きるレジェンドクラスである山下達郎のライブに行ってきました。キャパが400~500ちょっとという新宿ロフトで彼を見ることが出来るなんてそうそうないですよ。というのも今から30年以上前に荻窪にあったロフト時代…彼率いるシュガーベイブが頻繁にライブをやっていた縁があって成り立ったこの企画があるんです…みたいな事を本人が言ってました。それだけ長い年数が経っても繋がりがある人がいるなんてちょっと羨ましいです。

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OPEN時間の一時間前に到着しましたが実質入れたのは2時間後…。整理番号を1人づつ呼ぶもんだから入場できるまでえらく時間がかかりました。山下達郎は映像作品を一切残さない事で有名です。しかもドーム級の場所でライブは絶対にやりません。でかくてもホールクラス…なのでチケットは毎回毎回抽選が前提…しかも音楽関係者への斡旋もありません。(ここら辺は好感もてます。)

なので中々チケットがとれないアーティストとして知られています。これが一度は絶対山下達郎のライブには行った方がいいと言われる所以なんですよね。本人のMCで分かったことですが今回は何と500枚のチケットに6万人が応募!!120人に1人の割合で選ばれたことになります。よく当選したな自分…。

ライブ中は撮影、写真一切禁止。多分これはライブに来てお金を払ってくれた人だけに純粋にその場でしか生まれない生の音楽を楽しんでもらいたいという理由からきてると思いますが…。

文章でライブの様子を伝えていくことになりますが、何といっても山下達郎の歌唱力が凄すぎました。声が一切劣化してません。

この頃と声がまったく変わってないんですよ…まさに口からCD音源…いやそれ以上の歌声が突き刺さってました。目をつぶって聴いてみるととても63歳の還暦すぎた人の歌声とは思えないぐらい。湿り気があるけど透き通ったあの声は健在です。PA全体の音量が若干小さかったのが心残りですが、それを抜きにしても難波弘之と伊藤広規の巧みなキーボード音とベース音と一体化させたアンサンブルに驚きの連続。知らない曲でも感動できました。

これだけ知名度があるアーティストだと単純に曲を演奏して終わるんじゃないかと内心思ってましたが場所がライブハウスということもあってまあサービス精神が凄いこと凄いこと。ラジオ番組をやっているだけあってMCも抜群に上手いし、ユーモアのある言葉選びが印象的。夜遅くまでライブをした後に飲みに行き、それからはゲーセンに入り浸り、始発で帰って寝て、またライブというシュガーベイブ時代の話しや30年前の東京の風景…ロフトのオーナーとのエピソードなど貴重なお話をこれでもかと喋りまくる。

それに加えて「ただの洒落だから」とか言って硝子の少年をカラオケ形態で披露するわ、アカペラ作品であるon the street cornerをマイク無しで歌う、カバー曲も1930年代のブルースから鈴木茂の砂の女、マーヴィン・ゲイのWhat's going onなど種類豊富。立ちっぱなしなのが少々辛かったですがこんな小さい箱でこれだけやってくれて間近で見ることが出来ただけでも感無量ですよ。

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ライブも終盤に差し迫ってからはBomber、Ride on time、クリスマス・イブともうやって欲しかった曲を連発で演奏。まさか生でこれだけの曲を一回のライブで聴けるとは思ってませんでしたね…。自分のやりたいことと観客が望んでいることを半々でステージングをこなしていくという正にプロの在り方をまざまざと見せつけられました。



ライブも良かったですが、MCの内容も関心する内容の連続。
100人のライブができれば武道館はできます。でも武道館ができても100人のライブはできない。それがライブの難しさ。一番難しいのは1対1。あなたと私でやりあう。」これが特に印象に残ってます。これだけ名曲を量産している人でもリスナーに伝えることの難しさを実感してるんですね…この人が言うと重みが違います。

若いミュージシャンへのアドバイスとして「才能がある人ほどすぐ心が折れてしまうんですねぇ。逆に才能がない人ほどなんで俺の良さが分かんねえんだ!みたいに言いますけど、まあ若い人達には心が折れそうになっても継続をやめずに続けて欲しいものです」と有難いアドバイス。

ブログのタイトルにもなってますが「カラオケに連れていかれてですねぇ…知人の女性にクリスマス・イブを歌ってほしいとせがまれまして歌ってみた所、何か違うなと。そしたら原曲のKEYより−5も下がってるんですよ。これに後から気付いたんですが、その女性になんか違う…歌下手だねと言われました。しかも点数が18点。もう少し作曲者の意図を汲み取るよう努力しましょうとか書かれてましたからね…あれは嫌な思い出です」とこれは流石に笑いました。音楽も一流ですがトークスキルも一流ですね。

スタンディングで7500円と少々高額ですがいやあ実に楽しい時間を過ごせて何より。正直この値段なら安いとまで思いました。アコースティックライブとは言え普通のワンマンライブなんて2時間ぐらいで終わるのが当たり前です。ですがこの日はなんと3時間近くライブをやってて衰えを感じさせませんでした。恐るべし63歳!!マジで自分も同じぐらいの歳になったらこんな風に年をとりたいものです。余韻に浸りたいのでしばらくは山下達郎タイムを満喫しましょうかね。では今日はこの辺で。


とにかく作品数が多いのでどれから入ればいいのか分からない人はこれから入門すればいいみたいです。ジャケットに関してはこれはこれでいいんじゃないかと思います。

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関東に上京したら一度はB-Boy Parkに行ってみたかったので日程にも空きがありいざ出発。代々木公園にいったらポケモンGOのプレイヤーが密集してて完全に異次元空間。なんか異常な風景でしたがそれも時代の流れか…。
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スマホの充電が0%になったので持参のノートPCで撮影。画質悪い。何か心霊スポットみたいですけどれっきとした入口会場です。
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時間帯が終了1,2時間前に来たんですがこんな感じなんだろうか…?にしては人が少なすぎる様な…。入場料無料で屋台は焼きそば&たこ焼き&フランクフルトという王道的なラインナップ。ヒップホップと夜店を組み合わせた感じなんですね。けっこうお祭り感があったと思うんですが人がまばらな状態だったのは事実…。

こんな感じのをイメージしていたんですが…。2013年までの盛り上がり具合はリアルタイムで見たことないし、動画上でしか分からんが今年の盛り上がり具合は過去のBboy Parkと比べて縮小してる感が否めなかった…と言わざるを得なかった。

もちろん宣伝や告知で不備があったとは思いますが…。90年代から始まった歴史のあるイベントでもやることをやらなくてはいけないのだなと改めて集客という音楽をやる上で絶対に避けられないとてつもなく大きな壁を実感しました。
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会場付近に着くとビートの音とがなり立てるラップの声が聴こえてくる…。音を頼りにポケモンGOユーザーが群がる公園から音が鳴っている会場へと近づいていくと会場が見えてきました。
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MCバトルやってました。遠くからなんで見づらいだろうけど既に決勝戦…黄猿 (左)VS ACE(右)というフロー巧者VS押韻巧者。途中から来たのが後悔した!と思える好カード同士の対決。優勝者はACE!
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最後はMCバトル出場者、その場のお客さん含めてのオープンマイク!司会がその戦車、拙者が運転者で有名な晋平太とライムベリーのMiriとギャグラップ対決を巻き起こしたダテメギリの二人という普段のMCバトルイベントでは中々ない組み合わせと黄猿とACE、ゆうまーるBPの主催者であるゆうまさんや13歳のリアルで注目を浴びたけいご君なんかもいてちょっと参加してみたいけど恐れ多いというネガティブな感情すら抱いてしまうメンツなので写真撮影して終わりました。

サイファーやMCバトルに参戦して勇気の力が強まったと思うんですが…さらに高い壁はありますね…。次からは積極的にオープンマイク参加します。やはり最も手強い相手は恥をかくことを恐れる自分自身ですね。精進します。
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ヒップホップを成立させる4大要素というのがあります。それはラッパー、DJ、グラフィティー、ダンサーの4要素。なのでブレイクダンスの勝負対決もありました。個人的にはこっちの方が盛り上がってた感がありました。

とは言ってもそれ以上にこの4大要素が代々木公園という一つの場所に濃縮されているというこの空間に何か感銘を受けました。やはりヒップホップは路上から生まれた文化なのだなと改めて再認識。今はフリースタイルのMCバトルだけがピックアップされがちですがそこから更に広まってヒップホップのカッコよさがもっと広まっていってほしいなと思います。

という訳で会場を一回りして後は適当にビールを飲んで、お好み焼きとフランクフルトを頬張って帰りました。初めて現場で生で見たBboy Park…楽しかったといえば楽しかったんですがどことなく下火の匂いがチラチラと漂っている感じがあったのも事実。

個人的にはまだまだヒップホップシーンの盛り上がり具合はまだまだ続いてほしいです。ポップスやロック以上にメッセージ性が伝えられる潜在的な力があるのがヒップホップだと思ってるので…来年は開催されるのかどうか分かりませんがその時はガッツリこの目と耳で生の現場を拝見したいです。では今日はこの辺で。



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良いライブを見た後はついついSNSで語りたくならないだろうか?ジャンルを問わず数々のアーティストのライブを見に行きましたが彼らほどライブの内容を誰かに伝えたくなるアーティストはいません。それがインダストリアルなハードロック・メタルを発信する熱き男jMatsuzaki!!


 

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会場は西川口Hearts。

さて…ライブをやってるがお客さんがこない…集客は我々音楽家には永遠に悩まされるテーマ。だから少しでもいいライブをして新規のお客さんを作ることに皆必死。それは朝起きたら歯を磨くのと同じぐらい当たり前のことです。
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そこで…ライブを見に行ったjMatsuzakiというアーティストに注目することで参考になる部分は沢山あるはず!そう思わずにはいられなかったjMatsuzakiのライブレポです。これだけやってお客さんが増えなかったらしょうがない…と思うぐらいにまで非常に緻密に考えられたライブを展開していた。
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ライブ会場に着いたらこんなシールステッカーを渡された。jMatsuzaki氏目当てのお客さんはこのシールに名前を書いて服に貼り付ける。

つまり同じアーティストを見に来た者同士、初対面でも会話がしやすく繋がりが生まれやすい。それはファン同士のコミュニュティーが形成されるということ。ライブ開始前から既にここまで周到に気配りが出来ているアーティストなんて早々いません。
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物販コーナーの充実さもキチンと音楽活動していますよというアピールになる。彼らはまだライブをやり始めて二回目。普通駆け出しのバンドが2回目のライブでここまで準備してるケースなんてのもほとんどない。音楽で利益を得たいというjMatsuzaki氏の真剣さが伝わってきます。
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前のバンドのライブが終了し、セッティングタイム。ここでもjMatsuzaki氏は抜かりがない。バンドメンバーが機材のセッティングをしてる最中、彼はブロガーでもありセミナーや講演会も行ってるので喋りのスキルを活かし、ライブ開始前に前説パフォーマンスを行った。

自分の半生をさらけ出し、過去にロックミュージシャンから影響を受けた衝撃や衝動を今度は自分がお客さんに伝えたいと紳士的でなおかつユーモアあふれた口調で喋りをこなしていく。この前説だけでもお客さんのヴァイブスは上昇。彼らのライブには特別感がパッケージングされてるのが伝わってくる。
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そしてライブがいよいよスタート。jMatsuzaki氏は事前に演奏する曲をメールやSNSを通じて発表している。音楽というのは自分が聴いた事のある曲の方が盛り上がりやすいというリスナーの心理を読み取った上で彼は告知している。そういったライブを楽しむにあたっての事前の宣伝活動の仕方もおもしろいので是非こちらを一読。
jmatsuzaki氏の意識高い宣伝活動は見習うべき。

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怒涛の様に楽曲が展開されていく中、お客さんのテンションは最高潮。前説で3度も言い放ったjMatsuzaki氏が一番伝えたい事…うろ覚えですが「叫びたければワァー!!跳びたければwow!!周りが黙っていたらI'm Lucky Boy!!」というキャッチフレーズはお客さんにビシバシ響いたと思います。

jMatsuzakiが生み出した共感が大きな渦となって会場を支配。正直2回目のライブでここまでお客さんを楽しませてライブをするバンドは見たことが無いです。次のライブも見てみたい…そう思わせる理想的なshowcaseでした。出演順が2番目なのにもかかわらずアンコール発生。普通に考えればありえない事態です。
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金曜日の平日というお客さんが中々こない状況でここまで人が入り込んでいるのもそうそうないです。この写真はステージから撮った写真ですが、最後にはなんとjMatsuzaki氏が脚立を用意し、お客さんをステージに上がらせる!!これってFUGAZIじゃん!!

こんなパフォーマンスが楽しくない訳ないんです。正にその会場でしか体験できないお得感を提供してて完全に面食らいました。

普通ライブをするとなったら、まずは機材のセッティングから始まり曲を淡々とこなし、MCをほどほどに挟み、次のライブの告知をするという進行の仕方がいつの間にかテンプレート化して気づいたら皆同じ様なライブをしているんじゃないか?と気づかされた良い機会でした。

自分自身でいつのまにかリミッターを設けてしまうことで可能性や気づきを得られずにただライブをこなしていくだけでは今の音楽シーンをサバイブ出来ない。

jMatsuzaki氏のライブを拝見してそんな事を教えられた気がします。再度言います。一回のライブにここまでコンテンツを注ぎ込んでますがこれはクアトロや渋谷wwwでワンマンライブが出来るクラスのバンドでもやっていません。

これだけお客さんのことを意識してるjMatsuzaki氏には今後どんなライブを行っていくのか?それが楽しみでしょうがありません。では今日はこの辺で。



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6月8日…この日は渋谷の乙(キノト)にてムシケのライブを見に行った。このムシケというアーティストについては過去の記事でがっつりどんなアーティストなのかを書いているのでぜひ一読を。ちょっとこのグループは評価されるべきでmorohaや狐火や不可思議ワンダーボーイが好きな人は気になる存在になるはずなのは間違いなし。

3年ぶりの再会を果たす。
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ライブ会場にてムシケの物販コーナーへ。100%自家製で丹念に音と言葉が込められた作品。ヌミノーゼという単語の意味が分からない自分ですが純粋にアクチュアリティーのない夜にが良すぎるので購入。CDなんて購入したのはクリトリック・リスのアルバム以来で実に数ヶ月ぶりですね…。
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ライブスタート。メンバー数はわずか2人。ポエトリーリーディング担当の小島氏がマイクを。右手でドラムス&左手でキーボード担当の佐藤氏という最小の人数で展開される。非常に音数が少ない分、小島氏の詩の内容が聴き取りやすく、受け手側の自分の心にビシバシ伝わりました。

「まずはライブチケット2000円とワンドリンク代、そしてここに来るまでの交通費という決して安くはないお金を払ってまで来たお客さんへ…ありがとうございます。ムシケと申します。」という冒頭の挨拶からスタート。

「一夜限りのライブが終わり、このライブハウスから出てしまえば…嫌なことや辛い現実が待っている事でしょう。なら自分のポエトリーリーディングを以ってそんな辛い日々をおくる人達に対して温かさと優しさを伝えたい」という単純なMCでもないフリースタイルなポエトリーリーディングを合間に挟みつつ30分という制限時間の中で数多くの言葉を吐き出していく。
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彼らと出会ったのは実に3年ぶり!!自分は東北、ムシケは関西。生まれも違えば年も違う。音楽を始めたキッカケもキャリアも何もかもが一緒という訳ではない。そんな決して交差しない2者が3年前に出会い、そして再会するまでの繋がりを継続出来ているというのはこれはなかなかない事。

バンドというものは本当に長続きさせるのが難しい奇人変人が集うコミュニュティーな訳で結成して数年で解散するなんてことは珍しくもなんともない。

それでも前身バンドである小島基成&SATから遡ると実に6年と言う歳月が流れてそれはムシケに変わり、今でも彼らは音楽を続けている。自分は去年の9月に音楽を辞めてしまおうかどうか迷ったけど現状の音楽業界に対する憤りとリスペクトしてる音楽家と共演したいという思いで音楽を続けてる。

この果てしがない耐久レースが続いた先に何が待ってるのかなんてのは誰にも分からない。だけど栄光を掴みたいのであれば、売れたいのであれば、続けていくしかないんですよね。それも必ずしも実現できるという訳ではない不確定さというリスクを背負ってでも…。
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最後は出演者・お客さんを含んでのオープンマイクでフリースタイルラップとポエトリーリーディングを入り乱れて終了。自分も数小節だけ即興ラップかましてきました。やっぱり見る側でいるよりステージに立ってる側の方が絶対楽しい。音源が完成してライブを再開出来る様になったら、是非ともムシケとは共演を果たしたいものです。歩け、歩け、基成歩け。では今日はこの辺で。

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