無名音楽家アブロニカの戦慄なリアルと最前線

ヒップホップ・ポストロック・エレクトロニカを主軸にしたラッパー&トラックメーカー、アブロニカのこれからを赤裸々に書き綴り。 日本中の90%を占める底辺音楽家のリアルと実情、日々思うことを書き殴ります。まれにDISリスペクトな記事あり。 無料の楽曲DLが受け取れるフリクルメルマガ配信中 http://frekul.com/artists/profile/call-it-anything

カテゴリ: 音楽活動

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この記事で467日目の記事になります。あと1日でリスペクトしているブロガー兼ミュージシャンであるjMatsuzaki氏が更新し続けたブログの記事数を超えることになります…長かった。明日まで書き続けますが、それ以降はブログを毎日書き続けるスタイルから脱皮しようと考えています。

記事を書くのではなく、曲を書く?
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ことのキッカケは今から数ヶ月前…。ソナリオの斉藤さんの自宅にて宅飲みしていたときに、「そんだけブログ更新してるんなら、1日1曲作って発信してみたらどう?」こんなことを言われた。

なるほど…面白いかもしれない。長時間かけて作った楽曲が良い作品になるとは限らないし、短期間で出来た楽曲ほど良い出来になるとも限らない。

ただ、作曲はスポーツと同じで作れば作った分だけ、楽曲のクオリティーは上がっていく。これは間違いない。今年中に少なくとも100曲作るだけでも相当な成長が見込めるよなあと。でも毎日一曲というのは正直しんどい。
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よし!じゃあやってみようと行動に起こしてもある程度まではいく。これはブログの執筆活動で得た経験。では闇雲に1日という短い期間を設けて一曲作り続ければ、スキルは上がるのか?楽曲の製作依頼は来るのか?恐らくNOだと考えてます。

ブログでも音楽でも必要なことですが、自身の作品を発信するためには、外部からの情報と内面のメンタルをごちゃ混ぜにして独自に解釈する期間が必要になってきます。

だからこそ説得力のある文章や、魅力的な音楽は出来上がる訳です。よくデビューしたアーティストは1stアルバムのインパクトを超えることが出来ないと言われていますよね?

それは1stというのは今までの音楽人生の集大成な訳ですから内容も濃くなるのは必然なんです。2nd以降は短期間で情報を解釈した作品になりがちなので、どうしても1stを超えるインパクトがない内容になってしまうのは、ある意味仕方の無いことなのかもしれません。ほんで、曲書くの?書かないの?

何事も出来ることから始めるのが肝心。
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結局ブログをあまり更新せずに傍観者になるのか?そんな訳ありません。音楽的に一皮向けようと考えて出た結論は…一日ではなく3日か4日で一曲制作。その合間にブログをたまに更新。このスタイルでいきます。クライアントからの案件もいくつか抱えている状態でどこまで出来るか?新たなる挑戦ですね。

楽曲が出来上がったら、Youtubeか楽曲配信することで仕事の依頼が発生するようなサイトに登録。思ったけどフリクルで配信するのもいいかな。その楽曲での使用機材、制作期間や簡単な説明を加えて発信。これを主軸にしていきます。

ブログの記事については、今まではメインコンテンツでしたが、サブコンテンツにしようかと。その分情報を溜め込んでから吐き出す期間が長くなるので、中身詰まった文章が書けるのではないかなとも思ってます。

以上、今後のネット上での活動の変化についての記事でした。何事もやはり変化は必要です。この方針が、今以上にマネタイズできる環境になるキッカケになったら良いんですが…どうなるかは自分次第。

ちなみに楽曲の制作スピードについては早めたいという気持ちはあるので、もっと早く出来そうだなと思ったら、必要な期間をどんどん短縮していきます。では今日はこの辺で。

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大多数の人達はライブと聴くと武道館やドームクラスの会場を思い浮かべるかもしれない。だけど、200人も入ればパンパンになるライブハウスこそが一番会場数が多くて、一番ミュージシャンの人達が演奏している場所なんです。

出演者しかいないライブイベントは珍しくない。
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ほとんどの人がイメージしている、それか行ったことのあるライブハウスの雰囲気というのはお客さんが満員でワーワー叫んだりしているシチュエーションではないでしょうか?ぶっちゃけそういうイベントは1ヶ月の内の数えるほどというのは珍しくありません。

正直、平日のイベントでお客さんを10人も集められるアーティストというのは本当に…本当にごくわずかです。5~6組のバンドが複数出演するイベントなんかでもせいぜい2,3人というのがまあ普通って感じです。

自分の知り合いに音楽をやっている人がいる場合だと、初回や2回目のライブには足を運ぶでしょう。だけどそれ以降、行こうと思いますか?

そうなれば新規のファンを獲得出来ずに、急降下していくというパターンが非常に多いんです。そして集客が見込めずに解散…そんなケースはごまんとあります。
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ライブハウス側もビジネスとしてやっていく以上、お金が必要になるのでチケットのノルマ枚数というのを出演者に課す訳です。

なので、あれだけきらびやかに楽しそうに演奏している音楽家の裏側にはお客さんを集められなかった場合、一回のライブに3万から2万円ぐらいは払っているんです。

逆にお客さんをノルマ以上に集められたら純粋に売り上げの利益がアーティスト側に入ってきますが、そこまで到達出来るころには、もう売れ始めている…ブレイク間近!という位置にいると言っても過言ではありません。正に…タイトル通り10人も呼べたらそれだけで大事件なんです。

よほどの物好きじゃないとやらないと思いますが、試しに社会科見学のつもりで全く知らないバンドのライブに足を運んでみてください。これらの事実が嘘ではないことが分かるはずです。

ライブハウスとアーティストの相手はお客さんだ。
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こうなるとライブハウス側に対するDISが来てもおかしくないんですが、ライブハウス側も正直儲かってるとは思えませんし、割とカツカツな状態でなんとか経営しているという場所がほとんどなのでは?と感じてます。

理想論だと言われるかもしれませんが、ライブハウスVSアーティストという構図でバトルを展開していていも意味がありませんし、そもそもこの2者の本当の相手はお客さんです。なのでお互いに協力して、両者の理想とする到達点を目指していくというのが好ましい形だと言えます。

何故、ライブハウスにお客さんがこないのか?それについては複数の要因がありますが、まとめると「お金」と「情報」…この2つをクリア出来れば状況は変わるのではないでしょうか?ライブハウスに一回行けば、大体2000円~3000円はかかります。

ハッキリ言えば自分が全く知らないアーティストに対して払える額ではありません。誰も好き好んで興味がない音楽を聴くために、うるさい場所に足を運んで、わざわざ暗い場所で飲食を楽しもうなんて思いません。逆に考えると、お金が安くすんで、知っているアーティストのライブだとしたら行く人はいるはずです。

ここで「情報」がキーポイントになってきます。そのアーティストを既に知っていて、好きな音楽をやっているという状態が簡単に手に入ると、今の閑散とした状況から回復できるのではないでしょうか?

こればっかりは演者とライブハウスだけでは解決できない要素。そこをIT技術が解決してくれる…これが今の時代の理想的な戦術だと思います。

SNSやアプリ…これらはもはや現代人には必要不可欠なものとなっています。もちろんそれらを使って集客しようとしているアーティスト達は珍しくありません。

しかしここで一歩先を行くために必要なのが拡散力になってきます。この拡散を人間ではなくAIがやってくれると良いんですがまだ発展途上なのが現状です。

AWA MusicやSpotify…インディー系で言えばLumitなどストリーミングアプリが該当しますが、まだまだライブハウスという現場とリンクしている訳ではありません。これらのアプリがどれだけ進歩を遂げるかが、ターニングポイントになると思うんですがね…。

という訳で、ライブハウスの現状についての記事でした。ライブハウス…好きなアーティストを見に行けるだけでも楽しい場所なんですが、敷居の高さがあるのは昔から変わりません。

徐々に敷居を低くして、カフェやカラオケ感覚で楽しめる様になればいいんですがね…。では今日はこの辺で。

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たかが2000円ぐらいすぐに利益を出せると思いますか?一般的なリスナーからしたらどんなに無名なアーティストでもこれぐらいの額は稼げるのでは?と思うでしょう。

しかし、それですらクリアできないインディーアーティストは数多くいるのです。というか一番多い層であるのは間違いありません。それもニッチなジャンルをプレイしているアーティストならなおさら。たかが2000円…されど2000円なのがアーティストの世界なんです。

Frekulで一定の利益をだしてからTuneCoreに移行するべきでは?
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周りの音楽仲間はどうやらTunecore使ってる人多いんですよね…。通常Tunecoreから配信するためにはシングル形態の作品でも年間で1410円かかります。250円の楽曲を6曲売れば90円の利益になります。

Tunecoreだとその90円分…つまり利益が100%自分のものになるのです。これは魅力的でしょう。しかも用意するのは楽曲データとアートワークの画像のみ。これにより全世界中でプロだけでなくアマチュアやインディーでも簡単に配信することが可能になりました。

ただ、ここで考えなくてはなりません。冒頭で言ったとおり、年間で約2000円は利益をださなくては赤字になってしまうのです。とりあえず配信しておくか…と簡単な気持ちでやるにはちょっとリスクがありますし、下手をしたら無駄にお金を使ってしまうことにもなります。早くて登録から2日でリリースできるスピーディーさが便利でもあるんですが…。
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ただ、自分の意見としては、年間で6曲売ることが出来ないアーティストはTuneCoreよりもFrekulを使ったほうが良いですよということをお伝えしておきます。

何故ならフリクルから楽曲を配信する場合、手数料はなんと0円から出来ますから。その代わり利益は60%。リリースしてお客さんが購入できるようになるには1ヶ月はかかります。

それでも年間0円で配信できるんですからお金に関してはリスク0です。これ大きくないですか?知名度で言えばTunecoreに軍配が上がります、まだフリクルを知らないアーティストも沢山いることでしょうから、これからどうなるかですね。

Tunecoreの方は使ったことが無いので他にどんなシステムがあるのかは分かりません。フリクルは配信のほかにもメルマガ機能や音楽ストリーミングアプリ「Lumit」で楽曲を配信できるシステムなど多種多様。少なくとも登録して損は無いはずです。これら全て無料で出来ちゃいますから。
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何事も出来ることから始めるのが吉とでます。まずはフリクルを経由して配信し、一定の利益を出せるようになってからTuneCoreで配信し、利益をより増やすのが理想的な形態と言っていいでしょう。

それか楽曲を販売する方面とは別の音楽活動で収入を得られるのであれば、初めからTunecoreで販売していくのでもOKだと言えます。要はどれだけ支出を抑えて多くの利益をだすかなので、よく吟味してサービスを選んだ方が良いということですね。

という訳で配信サイトについての記事でした。利益は100%だけど年間で1500円かかるTunecore…そしてコストが0だけど利益が60%、リリースに1ヶ月の時間が必要となるFrekul。あなたならどちらを選びますか?では今日はこの辺で。

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ロックから音楽をやるようになり、ポップス、ジャズにクラシックに民族音楽と実に様々な音楽を聴いてきましたが、2017年の現在で最もメッセージ性をもった音楽はヒップホップです。

70年代のパンクがもっていた思想、アングラ音楽のDIY精神、貧困から生まれたルーツとリスナーの感情にうったえる要素を全て持ち合わせているこの音楽が今では一番カッコイイんですよ。

ロックが失ってしまった反骨精神を担う強靭な音楽性。
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かつてはロックミュージックこそが社会に対する反抗心を表現できた音楽なのですが、現代ではその反抗心はもはや消え失せてしまいました。ロックが不満や反抗を歌う理由は社会の変化によって無くなってしまったのです。

今さらセックス・ピストルズやタイマーズを聴かせてみても、社会に対するアンチテーゼの精神にカッコよさを見出せるのかどうかは疑問なものです。

だから今のロックバンドの音楽を聴いて自分もバンドをやりたいと思う人達が作ったロックミュージックには反抗心が一つの音楽性になることはないと言っていいでしょう。

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ここが本当に面白いところなんですが、かつてロックがもっていた反骨精神を誰が望んだわけでもなく無意識にヒップホップが受け継いでいる現象がおこってるんです。相手に対してDISをする文化が、根底にあるからというのも1つの理由だとは思いますが。その他にも自分達で活動を展開していくというFugaziのスタンスもヒップホップの人たちと共通している要素です。

昔で言えばブランキージェットシティやTMGE…そしてRage against the machineといった野生的でどこかヤンキーチックな音楽に惹かれた人は今の時代だったらロックではなくヒップホップに流れ着つくんですよね。

言いたいことがあったらどんなテーマでも一つの作品にできる魅力。
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何を歌ってもいい…これは売れれば売れるほど難しくなる行為ではないでしょうか?メジャーなレーベルに属していると自分達だけでなく周りのスタッフや裏方の人間にもお金が回るぐらい利益を出し続けなければなりません。

さながら多人数を乗せた大きな船の船長がバンドやミュージシャンなんです。となると、テーマの自由度と自分達のやりたいことの自由さが狭まっていくのです。山下達郎やレディオヘッドなんかはやりたい事と求められている事を絶妙なバランスで活動していますが、こういう例は少ないです。

その点、ヒップホップは本当に自由度が高い音楽です。過去の記事で様々なことをテーマにラップしている曲を紹介しているので以下のリンクからどうぞ。ヒップホップは悪そう人だけが楽しむ内輪な音楽ではありませんよ。

フリースタイルダンジョンのゲストLiveを見てガッカリしてる人達へ。カッコいいHipHopはちゃんとあります。

やはりどんなジャンルでもいい音楽はあるのです。そしてヒップホップ畑の人達は自分達でレーベルを運営していくことが非常に多いです。

自主レーベルとなると宣伝力やプロモーション活動が大変ですが、周りを気にせず自分達のやりたいように…言いたい放題にもなれるという自由さがあります。

だからこそ、このジャンルはロックやポップスにはないテーマをも音楽にできる訳です。という訳で改めてヒップホップという音楽のフリーキーさを記事にしてみました。バトルだけでなくやっぱりこのジャンルはもっと広まって欲しいものです。では今日はこの辺で。


振れ幅の広さを体感してほしいので、毛色がそれぞれ違うアルバムをセレクト。ヒップホップに抵抗がある人でも大丈夫。

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なにこの曲…酷いねこれと言われたことがあるかい?そんな時のへこみ具合は半端じゃないよね坊や…。

はい。という訳で写真の人物に合いそうなセリフから始まりました今日の記事。今回は自作のオリジナル曲を全面否定されたときの考え方についてです。

ようやく楽器の弾き方や音楽の知識が身について、せっせとPCとにらめっこして曲を作る日々を経て、ようやく完成!!よし!これはイケル!この曲めっちゃいいわ!と思いますよね?

そして渾身のドヤ顔で友人や音楽仲間に聞かせてみる訳ですが、首をかしげたり、苦笑い…酷評されたなど、へこむ必要はありません。そんな時はいっそのこと最低クラスなまでの最低な音楽を作れるよう努力しましょう。

中途半端な駄曲よりも最底辺な曲を人は評価する。
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これはグレーゾーンよりも黒か、白かの極端な方が評価されやすいということ。
メジャーとアングラ…この2つの要素を組み合わせた楽曲が最も理想的ですが、大半の場合だといい曲なんだけど印象には残らない…。それか中途半端な内容で表現したいことが伝わってこないなどというケースに陥ってしまうものです。

ならばいっそのこと振り切った方がどうあれ印象は残せるものになるんですよね。これは音楽だけでなく料理でもそうです。何を隠そう今回の記事はこの動画を見て閃いたのです。

日本一不味いラーメン決定戦でチャンピオンになった彦龍は最低クラスにまで不味いラーメンをだすということで、人気が広がりました。そう…単純に評価が低いことはプラスの方向に働きませんが、とことんまで最低さを極めたものになると逆に人は注目するのです。

その結果、美味いラーメンを食べるのではなく、ある種の怖いものみたさに興味を惹かれてお客さんは食べに来る。どれだけ不味いのかが気になるんでしょう。マイナスもとことんまで突き詰めるとプラスになるから人間の心理って面白いですねぇ。
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これは歌でも同じです。中途半端に好かれる声よりもものすごく美しい声か、クセがありすぎて評価が分かれる声の方が音楽をやっていく以上好ましいんです。

宇多田ヒカルやエンヤにサラ・ブライトマン…彼女らはまさに美しい声や癒しの歌声の最高地点に位置しています。彼女らが評価されるのは当然です。

だけどその逆…例えばニール・ヤングや
忌野 清志郎、リアム・ギャラガーといった決して上手い訳ではないボーカリストでも個性やクセが強いのが評価される1つの要素にもなり得るのです。

ある意味、避けなくてはいけないのはやはりその中間地点にいることでしょう。もちろん歌は上手いにこしたことはないんですが、それ以上にやはり個性が大切になってきます。料理も音楽もオリジナリティーが重要…これは不変の事実だと言っても過言ではありません。

バンドでも同じです。こちらのキャプテン・ビーフハートの曲は純粋に下手なのではなく、各パート全て計算づくでやってる訳ですが、彼等を知らない人が聴いたら単純に素人が複数集まって音を鳴らしてるだけにしか聴こえません。

しかしこの計算されたハチャメチャさに当時のリスナーは魅了されたのです。楽曲のKEYも決まってない。リズムもバラバラ。フレーズもごちゃまぜという最低ラインを突き抜けたこのアルバムは発売当時1万枚も売れたと言うから信じられません。



複雑さの極みを追求した彼等の音楽は後世にまでかたられ、元レッチリのジョン・フルシアンテやZazen Boysの向井秀徳にまで影響を与えました。トラウト・マスク・レプリカを聴いて拒否反応がでた人はセイフ・アズ・ミルクで口直ししましょう。こちらは聴きやすい作品。

以上、最低ラインを極めることで生まれる美学について記事にしてみました。思えばこの考え方は他の分野でも言えることですね。ゲームもそうじゃないですか。

どっちつかずな糞ゲーよりも糞過ぎる糞ゲーだからこそあの48(仮)は注目されたんですから。やはりものづくりするなら白か黒ですね。では今日はこの辺で。

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