無名音楽家アブロニカの戦慄なリアルと最前線

ヒップホップ・ポストロック・エレクトロニカを主軸にしたラッパー&トラックメーカー、アブロニカのこれからを赤裸々に書き綴り。 日本中の90%を占める底辺音楽家のリアルと実情、日々思うことを書き殴ります。まれにDISリスペクトな記事あり。 無料の楽曲DLが受け取れるフリクルメルマガ配信中 http://frekul.com/artists/profile/call-it-anything

カテゴリ: ライブ

10月19日、この日は渋谷Vuenosでライブ。

渋谷でライブをするのはこれが初めて。昼間にエフェクターボードのセッティングを改良するべく
横浜の楽器店でエフェクターの底上げパーツを購入。なんだか歩き回って変に疲れてしまった…。

そして渋谷駅に到着後、相変わらず重たい機材を持ち歩いてようやくVuenosに到着。
この日は一組がキャンセルが出たので4組のところ3組でライブを行った。いわゆる
スリーマンライブという形式だ。35分と少し長めの演奏は久しぶり。
ライブハウス事情に詳しくない人向けに説明すると駆け出しのバンドやアーティストは通常ブッキングライブと
言って一回のイベントに複数の出演者が順番に演奏していく。まだまだワンマンでライブ
が出来ない人達のほとんどはこの形式だ。最も…ワンマンライブが出来る様になる前に
解散するか音楽活動をやめていくケースが8,9割を占めるのがこの世界だが。


さて、リハーサルをして思ったのが出音が抜群に良いこと。演奏していて気持ちがいい状態で
弾けるのは楽しい。そして何より照明が煌びやかでとても綺麗だった。結構な金かかって
そうでしたが。ここで人がパンパン状態になったライブをしてみたいとすら思うほど魅力がすごいよ
渋谷Vuenos。(ゲスの極み乙女はドラマーのゴリ押し加減が正直ウザい。)

19時55分…ライブ開始。前回の新松戸でのライブでヘマをしたので今度はきちんとZoom製のアダプターをcdr-70に繋げて演奏開始。

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ホッとした。良かった!正常に動く!問題なし!
このテンションのまま軽くMCを挟んで曲をこなしていく。

目立ったトラブルもなくこの日は無事にライブ終了。
いやあ良かった良かった。っていうか対バンさんの写真だけアップしといて
自分の写真が一切ないとか…。ただの宣伝ブログになってしまうので
写真撮りますよ!っていう人がいたらこちらまでメールください。okcomputer1969@yahoo.co.jp
だれもいなかったら対バンさんの人に頼むか…でもなんか苦手だああいうの…。
観光地とかだと写真いいですか?ぐらいの気軽さはあるんですがライブハウスでもあの気軽さは欲しいですね。

それでは対バンアーティストの詳細。一組目が「Dewey」という2人組のユニット

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V系ボーカル+エレクトロニカな音楽性。ありそうでなかった組み合わせかな?
それとも誰かやっている人いるんですかね?V系全然知らないので。
割とノイズにも近かったような…バキバキのエレクトロニカなビートに
抒情的なボーカルラインがのっかるスタイル。

衣装に気をつかってたのが良かったなあ。DIYで作ったサイバーチックなジャケットに
ケーブルとライトを装着した近未来型ファッション。音楽性と衣装がうまくリンクすると
よりカッコよく見えるしこの衣装を自作できるスキルがうらやましい。
今はセルフプロデュースの時代!!とか割と意識高いこと言ってる人多いんで
自分はどんな服を着たいのかも考えなくてはならない時代ですね。気をつけます。はい。

続いて3組目が「Princeheights」
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プリンスハイツと読むらしいです。この人達は良かった。もっと評価されるべき存在だ。
通常はソロスタイルでやってるらしいがこの日はドラムとVJ、トラックメイカー、ダンサーの
4ピースバンド形式。そう!!何もギター、ドラム、ベース ボーカルっていうテンプレに従う必要はない!こういうバンドがあってもいい。いやもっと既存のバンドスタイルに縛られない
新世代のバンドはもっと増えるべきですよ。テンプレ通りの形式しかない世界ってつまらない。
フリージャズの様なドラム、綺麗なラップトップサウンドが
VJと呼応するかの様に展開されていく状況はとてもスリリングだった。というかVJの存在感が
かなりバンド全体をいい具合に演出していたのが良かった。そして何よりもダンサーのパフォーマンスも
凄かった。踊り関係は詳しくないけどあれは前衛舞踏?とでも言うんでしょうか?ゆったり泳ぐ魚のように
自由なテンポで踊ってました。客席にまできたのも良かったです。むしろ海外に行った方が評価されるんじゃないのかなと思ったり。

以上ライブレポでした。

こういったエレクトロなジャンルをやっていると
機材が多くなっていって複雑さが増していきやすい。増していくほど
トラブルが起こる確率やリスクは増えていく。今回は何もなかったが。
そういった突然のトラブルに対して臨機応変に対処出来るのが俗にいう「出来るヤツ」。
そんな人になりたい。策士は想像力働かせ不運な事態に備え用意するヤツの事。
備えあれば患いなし。

さて…集客面に関しては…客の入り=はっきり言ってスッカラカン状態だけど…そこに対しての備え方ってのを誰か教えて欲しい。まあそんなこと思ってるやつなんてゴマンといるんだが。

これだけは言えるけど
「イケタライクヲコエテイク」様にしないといけない。

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かつて下北沢の小さなバーで「身内の人間や友人に金払わせて来てもらってる
自分が罪深いと」苦痛の表情を浮かべてライブをしていた彼が…

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継続して成長を続け、ロックフェスで大勢のお客さんの前でパフォーマンスをしている様に。
「イケタライク」を超えたアーティストさんですね。「MOROHA」
彼らのライブは一度は見た方がいい。絶対。というか自分もまだ一度しか見てないけど。
10月の23日に七尾旅人との2マンライブがO-nestでやるらしいが
これは行きたいなあ…。ラップ・ヒップホップ系音楽大好きなんで。(上辺だけの歌詞でやたら親に感謝したり、今時セイホーなんていっちゃう系のラッパーは大嫌いだけど。)

そして今月の31日に宮原ヒソミネでライブ。10月はこれがラスト!
予約はこちらに氏名と枚数を記入の上、メールを送信してください→okcomputer1969@yahoo.co.jp

それではまた。次回は前々から書いてみたかった「ライブハウスと出演者が抱える問題」について書いてみます。

10月13日に新松戸でのライブ、19日に渋谷Vuenosでのライブと計2本のライブを行ったので
振り返りレポです。まずは新松戸から。

新松戸でのライブは両国サンライズ 立川バベル 新宿アンチノック 池袋マンホール
四谷アウトブレイク

これら6つのライブハウスに出演している各アーティストさんが一斉に集まってのライブイベント
Call It Anythingは普段はサンプラー+カオスパッド ギター一本と9つのエフェクターで
いつもライブをやっている。

…しかしライブ中にエフェクターの接触不良が発生。Zoom社製のcdr-70が起動・終了をまるで痙攣したかのごとく繰り返してギターの音が出なくなって無情にサンプラーのトラックだけが流れていくという始末…。
やってしまった。コンパクトエフェクターを複数つなげた時に一番起きてほしくないのがどれか一つのエフェクター
が起動不能になって楽器の音が出なくなる事態になるのが一番恐い。
それでも東京のライブハウスの人達に見てもらったのはいい機会だった。新宿アンチノックで11月に行われる面白そうなイベントにも誘われたり両国サンライズでのライブが決まったりと何かしらつながりが生まれたのは自分の中では小さな進歩。関東に上京を再開して一年弱。少しづつだけど色んな人との関係が生まれてきているのを実感。

以下、新松戸でのライブのセットリスト
1.イントロ
2.迫りくる残響
3.非現実なヒップホップ
4.ツイテコレルカ?

これらの曲はフリクルにて配信されているので最新曲をDLすれば全て無料で受け取れます。
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このイベント実に様々な人達が出演していた。ソロ編成の人達を中心に集めたイベントだったが中でも印象に残っているのは尾崎豊のパフォーマンスを完全再現した泥酔豊、CD音源を垂れ流し、ろくに弾きもしないのに88鍵盤のピアノを用意して弾いたフレーズはコードを3回を弾いただけ。無駄だ。はっきり言って無駄すぎる。
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あと、何が凄いってCDから流れてくる観客の歓声に一切の狂いがないぐらいはまってMCをする、アンコール登場のタイミングを完璧に合わせて再現する。笑えた。はっきり言って笑えた。これを夜な夜な練習してるのかと思ったらそれはとても奇妙だろうなあと。
そんな彼のパフォーマンスの一部を写真に撮ってみた。
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これだけ見たらどこぞのメタルバンドのボーカルにしか見えないだろう。
と思ったら案の定、彼はブラックメタル系のバンドをやっているらしい。
しかしこの現場にいた人達には間違いなく尾崎豊がそこにいたと実感しているはずだ。
事実、尾崎豊の魂がそこに降臨したかの様なライブだった。
1500円から2000円を出し惜しみして来なかった人は残念ながら損したなとしか言えない。
ライブハウスって敷居が高いんだけど来れば来ればで何かしら出会いがあったり
面白い場面に出くわせる場所でもあるんですよね…。(ライブハウスと出演者についてまわる
問題点は次の次あたりで記事にする予定)

ライブ終了後はそのままライブハウスで軽く打ち上げ。この時期キャッシュカードと通帳を
失くしてしまったのでそんなに大して飲んだり食べたりはしなかったのですが楽しい夜でした。
今度は12月にまた新松戸Birdでライブします。

次回は渋谷Vuenosでのライブレポ予定。

始めに話しておくと去年の9月に青森から神奈川に引っ越してから月2の
ペースでライブをやっている。埼玉県宮原に位置する「ヒソミネ」http://hisomine.com/
そして千葉に位置する新松戸FireBird http://www.aj-group.co.jp/firebird.html

たいがいここの二軒をループで回っている。

それと+αでたまに東京でライブをする感じだ。

明日の新松戸FireBird、、、平日だというのに一晩でなんと12組も出演する濃厚さ満点な
イベントだ。

しかもここ。フードがめちゃめちゃ安い。300円台から丼ものが食べられて
ワラジサイズのコロッケやアジフライやタコライスなど盛りだくさん。

お酒の種類も豊富でしかも駅から2,3分で着いてしまう。

ライブ活動をする上で苦労するのはやはり移動だ。
その点で言えば新松戸FireBirdは良心的な位置に存在したやさしいライブハウス。
一口に音楽家と言っても形態は様々。

これがギター一本の弾き語りやヒューマンビートボクサーやバンドのボーカルの方々
だったらどれほど楽になるだろうかと常日頃考えてしまう訳で…。

自分はエレキギター一本にサンプラー一個とカオスパッド1個
そしてコンパクトエフェクター9個とアダプター4つ入れたエフェクターケース
の計4つだ。これだけでも結構な重さだ。とてもじゃないがカートがなくては
持ち運びなんて不可能。

それでもやっぱりライブハウスに着いて機材がおかれているあの空間に入った瞬間と本番の時の
エキサイティングな感覚は楽しいの一言に尽きるから何だかんだで続けてるんだと思う。

今日はこの辺で。

とその前に最後に言っておきたいことが…。
確かにライブハウスでライブをするというのは楽しい時間と空間をすごせるのだが
楽しいだけではやっていけないのがライブハウスと音楽活動だ。

むしろその楽しさというポジティブさより虚しさや虚無感の連続でネガティブになることの方が
ずっと多いのがライブ活動の現実。これにはライブハウスと出演者との関係を説明しておくことで
明確になっておくと思う。

このブログのタイトルは無名音楽家の戦慄なリアルと最前線という名前だ。
であるのならやはり無名な音楽家の音楽活動の実情を語っていこうと思う。

次回はライブハウスと出演者の関係について記事を書いていこうと思います。

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