SnapCrab_NoName_2016-6-21_1-38-54_No-00
現在制作中の音源も8曲目が完成し、あと2,3曲でいよいよ完成間近という感じ。
なんですが今回はとある顧客にビート制作依頼がきたのでそっちの方を優先。締め切り前には意地でも作りこみます。

クライアント用の音楽制作となると意識が180度変わる。
1024-cc-library010001403
ここで意識がガラッと変わってくるんですが自分用の曲を作る場合は完全に自己満足出来るくらいのものを作り込みます。当たり前の事です。自分が満足いく作品でなければ…自分が演奏していて楽しいと思えない曲でなければ人前で披露しても時間の無駄です。
2102f1c5309f2a160f3329752a7075c4_s
しかし他人のための曲作りをするとなると自分の色や持ち味はかなり抑える様にして作ります。もちろん100%という訳ではないですが。ここら辺他の作曲家はどうなんでしょうか…?

ポストロックやエレクトロニカというアングラなジャンルを普段作っているが故にこういう価値観で作品作りをするんですが顧客が求めている要素にかなり寄り添う形で作品作りをする派…ですね。

無料で楽曲制作を請け負うことの危険性
png large
知名度がない音楽家の人達はついつい仲が良い人からのオファーがあった場合、報酬については無料でいいですよと答えてしまうことは意外に多いかと思います。

ここがちょっと難しい所で日本人ならではの問題点。つまり「自分はまだお金をもらうべきでないレベルだから」という謙虚さがあってギャラや報酬を受け取らない音楽家がいますがこれは要注意です。

ギャラや報酬をもらうかどうか?の普遍的基準というのは明確化されていません。故に個人個人の判断に委ねられてしまうのが音楽活動で生計をたてられる人間が少ない一つの原因だと言えます。

就職やアルバイトの求人情報には必ず給料や時給の詳細が記載されていますが音楽では目に見える形で掲載されておらず判断基準がそれぞれ違います。これは大きな問題点。

そしてよほどの人間でなければ実は無意識の内に無料でやってるから少し妥協してもしょうがないだろう…という闇の部分が現れてしまうのです。そんなことはないと思ってもつい身体にでてしまうのが人間です。

音楽制作については自信をもってキッチリ報酬をもらうスタンスの方が責任感と意識の高さが湧いてきて成長に繋がり良い作品が作れます。極力制作に関しては報酬を受け取るスタンスでいいでしょう。そこに値段の安さや高さは関係ありません。というのはプレーヤーとしての意見ですが。…と厳しい話しになりましたがその後には明るい話しも一つ。

意外と顧客向けに作品作りをした方が楽な場合もある。そして楽しい。
1024-cc-library010006926
これはありますねぇ間違いなく。こういう風な作品を作ってくれと言われて参考音源とか提示してくれるとこちらとしてはめちゃめちゃ助かります。思ったんですが作曲家と美容師って似てますね。

どちらもお客さんがオーダーするものを提出する職業ですが美容師だったら大ざっぱな内容を言われて髪を切るより、こんな感じで…と写真や画像を見せた方がやりやすいのではないでしょうか?

作曲家も同じで雰囲気を言葉で伝えられるより参考音源がある方がより顧客のイメージするものにドンピシャなものが作れます。もちろん言葉だけでも作ることは可能ですが顧客側の人間もより作り手に近づいた方が良いモノは作れますよって話しです。

1fbf398e07bc46d1e9f50e22356ef55f_s
あとは自分が普段作らない様な作品作りに挑戦出来る…これが新鮮味があって楽しいんです。普段は使わない様な機材で自分自身の作品とは異なる作風を作る。そしてこれが自身の作品作りに活かされる訳です。点と点が繋がり線と線が繋がって面になる。全ての過程が一人の人間の成長ということで一貫しています。

という訳で作曲についての記事でした。お仕事の依頼についてはメニューバーのProfileからどうぞ。まずはメールでお話だけでもOKです。では今日はこの辺で。