maxresdefault
サイファーやMCバトル練習会…そしてMCバトルイベントと参戦してきました。即興のラップ…これほどレベル上げしにくいジャンルはないでしょう。

楽器はひたすら弾きまくれば誰でもそれなりのレベルに上達しますし、作曲も作れば作るほど曲のクオリティーはアップします。歌唱力だってボイトレをキチンと継続すれば誰でも歌が上手くなれます。しかしことフリースタイルのラップはどうすれば上手くなれるのかがいまいち不明瞭な分野です。

フリースタイルラップの練習方法ってどんなのがある?
af316406-1c1c-447b-808e-fa6bcfb9456c
まずはサイファー。これがラッパー皆が考える最もオーソドックスな練習方法でしょう。

輪になって即興でラップをマイクリレー形式で回していく。MCバトルはとにかく頭の回転の速さや機転が勝敗を決するもの。その場で相手へのアンサー力や人前でラップをすることへの抵抗を減らす…こと押韻スタイルなラッパーやフロウ重視なラッパーにはサイファーは王道的練習方法といえるでしょう。

ただ例外があって中にはサイファーを全くやらないラッパーでも強敵クラスのラッパーもいます。呂夫カルマやMC松島なんかがそうですが彼らが何故強いのか?それが分からないんですよね…。
MCバトルは努力の差がモノを言うとは限りません。ここが難しい所。
live1
かと思いきやUMB三連覇を実現させた現時点で日本のフリースタイルラップ界の頂点に君臨したR指定なんかはサイファーでとにかく量をこなしたとインタビューで発言しています。

「よく、若い人とかに『どうやったら上手くなれるんですか?』って訊かれるんですけど、俺も分からないんですよね。ホンマに、毎週サイファーに行ってたら 知らん間に出来るようになった。俺に関しては、圧倒的にやってる時間が多かった、っていうのが(上手くなった)理由やと思います。最初はおぼつかなかった けど、その内にサイファーの中に無理やり入ろうとするようになって。そしたら日常の中でも目にするモノで韻を考えたりするようになって、頭の回転が早なっ ていって、得意になってきましたね」

hajimenoippo1
正にこれなのかもしれませんね。まったく練習をしていなくてもバトルで勝ちあがるラッパーはいるんでしょうか?サイファーをやらなくても強いラッパーでも違う分野で皆がやらない様な努力をしているとは思います。

ただその方法だけは自分で見つけるしかないでしょう。個人的な考えですがMCバトルが強くなるラッパーの共通点はバトルで負けた時の悔しさを持続できる点なのかもしれません。だからこそ長いスパンで努力し続けられますから。



サイファー以外の練習方法はどんなのがある?
1024-cc-library010001613
著作者 illuminaut

今では小規模なMCバトルイベントがあったりMCバトルの練習会があったりします。そういった所で場数を踏んだり、自分のスタイルを磨く手もあるでしょう。ラップ酒場でとりあえずバトルを経験をしてみてもいいし、週1のペースで渋谷のスタジオノア一号店で開かれているラッパーのゆうま氏主催のMCバトル練習会、ゆうまーるBPに参加してみるのもいいかと思います。

1024-cc-library010005311
著作者 Celeste

読書を頻繁に行って語彙力や見聞を広げるのも実はとても大事な練習方法だと思ってます。ラップをする上での言葉の選び方や核心を突くパンチラインを放つには読書が最も効果的だと勝手に考えてます。

分からないとは言いましたが呂布カルマなんかは元漫画家志望であり活字や漫画を読む習慣を活かして言葉の重みが込められたパンチラインを即座に言い放ってるのでは?と予想してます。実際一部のファンの間では彼の漫画好きは有名ですから。

もちろん人生経験が豊富なラッパーの方が言葉の力に深みなどがでるんでしょうが誰しもが壮絶な体験をしている訳ではないし、となれば読書という疑似的に偉人クラスの人の話しを聞くことが出来る経験を増やす事も一人のMCを鍛えてくれる方法なのかもしれません。

何事も継続が肝心。
1024-cc-library010000069
これらの他にも韻を踏む練習として看板や新聞の見出しをみたら即座に韻を踏んでみたり、何か一つのテーマを挙げて一人でラップしてみるという色々な方法がありますが全てに共通するのは継続していかなくてはスキルは一生身につかないということ。当たり前の事ですがこれが最も難しい。

結局のところ、継続できるかどうかについてはその人がどれだけヒップホップを愛しているか、MCバトルで勝ちたいのかの熱意が勝ち負けを決めるんじゃないかと思います。という訳でこれから自分も日々精進していきます。では今日はこの辺で。