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今週の土曜日はLibroのライブを見に、新宿Antiknockに行ってきました。「ヒップホップって金のネックレスつけた悪そうな人達がやってる音楽でしょ?なんか恐いしダサいしあんまり好きじゃない」

そう思ってるあなたにこそLibroのラップを聴いていただきたい。彼のラップはそのステレオタイプなラッパーとは別次元ですから。日本語ラップの一つの在り方を提示した彼の曲は秀逸の出来です。
 
 
日本語ラップ史に輝く名曲。

「体全体でよく受け止め 優しさが逃げないようにつめとけ」の部分がパンチラインだと思ってます。自分を必要以上に誇張せず悪ぶることもせずに日常の風景を切り取った人生賛歌をラップする…正にこういった形態のラップの先駆ではないでしょうか?
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ライブスタート時にPONYのsukikatteから始まり思わず声をあげる。「俺等やりたいことやる辞めたいこと辞める疑問の余地なしお前もだろ」の生の声を聴けて良かった。PONYのライブも拝見して今度はLibroで聴けるとは…9sariGroup万歳。

そしてまさかの雨降りの月曜日を披露。イントロのピアノ音で既に歓喜の声が会場に流れました。そして先日リリースしたニューアルバムの「風光る」の中から新曲披露。こちらはまだ未聴なので何と言えませんでしたがトラックの雰囲気が抜群に良かった。

当たり前ですが良いラッパーの音源はトラックも良いケースが圧倒的に多いですね。心残りなのが彼を知るキッカケになった対話をやって欲しかった点だけですね。最後はトラックメーカーとしてのパフォーマンスで終了。



Libroの他にもとんでもない出演者がいた!?
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セッティング時の風景をパシャリと撮りましたがこのエフェクターの数…数…。ディレイとルーパーがこれだけ複数あるだけで色々とおかしい。全く知らずに完全にノーマークだったんですが彼らのパフォーマンスにはビビったと同時に衝撃が走りました。TAKAKO MINEKAWA & DUSTIN WONG

この人達いったい何者なんでしょうか?対バン形式のライブでお目当て以外のアーティストを好きになるケースって滅多にありません。
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やってることはリアルタイムでフレーズをループさせて音楽を構築していくミニマルなスタイルなんですが使っている音色が独特でこんな音楽は聴いた事がないという衝撃に駆られる。

オモチャの楽器で鳴らした様な電子音とドラムマシン。チャーチオルガンや金属音を連想させる謎のギターサウンド…ディレイとリバーブが深めにかかった一本のマイクをシェアして声すらも楽器にするこの人達はもっと評価されるべきだろうと思ったんですが…。

後でプロフィールを調べたらフジロックに出演してるし、海外でもツアーをやってたりとキャリアがあって更に驚き。ビョークやシガーロス辺りが彼らの音楽を聴いたら絶対興味を示すだろうと言っても過言ではないでしょう。

アジアンテイストな音階とテクノサウンドの融合感が醸し出すオリジナリティーが凄い…。音楽だけ聴いたら緩めなミニマルミュージックですがリアルタイムで録音して重ねていくので失敗は許されません。音楽性とは裏腹に相当ストイックで緊張感があります。この編成にドラマーがいても面白いかも知れません。


音源もちゃんとありました。ちょっと彼らは気になる存在ですね。新宿アンチノック…行って良かったです。印藤さんマジで良い仕事したと思います。Libroのライブも見れたし、久々にヒップホップ以外のジャンルで素晴らしいミュージシャンに出会えて何より。では今日はこの辺で。