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やばい。先日岡崎体育についての記事を書いたばっかりなのに更に突っ込んで記事にしてしまった…。面白すぎる。ここまで速攻でハマったのはクリトリック・リス以来だぞ。Music Videoの曲を何回か聞いてたら一周回ってイントロでなんか感動してる自分がいる。

多分、テンポが少し早めなのにどこか切ない感じの和音の進行だからですね。この組み合わせの妙…イントロダメだったら即座にポイする心に残高がないせっかちリスナーに対してのつかみはバッチリ。そんないま話題の彼の曲を漁ってたらその他の曲も良かったので紹介せざるを得ない。



これなんて完全にギャグとしか思えない。バックのサウンドなんて下手したらひと昔前のエロゲーで流れてそうな日常系のBGM。それを一人二役のボーカルワークで補うことで斬新な曲になってるんだから凄い。歌詞で対話を表現する曲はあるけど腹話術でやる奴なんて初めて見たぞ…。

というかこの曲の素晴らしい所は2分以降なんですよ。正に自分の事歌ってるじゃないですか。バンド組めなくて一人でライブやってる人。バンド解散してしょうがないからボカロPになった人。バックDJなしで一人でスーツ着てライブしてるラッパーギターが脱退してパン1で叫ぶハゲ。
みんなで叫びましょう。
「バンドざまあみろ!!」「バンドざまあみろ!!」「バンドバンドざまあみろ!!」いいですねぇ。ライブ絶対楽しいだろうなあ…。

だけどメジャーデビューしたら岡崎体育の曲の原盤権をソニーが所有しちゃって岡崎体育に入ってくる収入はCD一枚売れたらその値段の約5%になるんだろうけど大丈夫なんだろうか?それとも歩合じゃなくて固定で貰えるんだろうか?メジャーデビューおめでとうとは純粋に祝えない時代だ…。



絶対この人本当はバンド組みたくてしょうがないんだろうなぁ…。さっきとは打って変わってのガチガチのバンドサウンド。これなんてほとんどくるりですね。スピッツ的でもありますが。



テクノもやればロックもやる。そしてヒップホップまでこなす岡崎体育。これだけ多様性があると今後彼自身はどんな音楽を主軸にするのか?それが気になるんですよね。どうしてもリスナーというのはアーティストに対して自分が好きになった作風で作品を作り続けてほしいと思ってしまうものです。

なのでアーティスト自身はやりたい音楽とやらざるを得ない音楽という狭間で揺れ動きながら、もがきながら活動していくんですよね。本来世の中は変化し続けることだけが唯一の不変な事で後はどんなものでも変化し続けていくのが当たり前なのですが中々バランスをとるのが難しい音楽シーン…。このMusic Videoがヒットして第二、第三のMusic Videoが量産されてってもあり得る話しです。


自ら盆地テクノというコンセプトを謳ってる訳ですから今の方向性でヒットしたのは彼からすれば戦略通りなんでしょうか?にしてもこの動画…制作環境について説明するシーンでボーカルをレコーディングする時はコンデンサーじゃなくてダイナミックマイクなんですね。

しかもポップガード(マイク付近に設置して息が吹きかかるのをガードする丸いふたの様な物)を使わずにパンストで代用してる辺りを盆地テクノ流とか言ってドヤ顔で語ってるのが面白い。いやそこは2000円弱で買えるんだから用意しとけよとツッコミを入れたくなりますが。

ですがやっぱり良い音楽を作るのに機材って本当に関係ないですね。使ってる機材もPC一台、Korgのmicrokorg XLとスピーカー2つ。マイクはSM58という超最小限なセット。それであんな面白い曲を作るんだから岡崎体育にはビックリです。

ライブ行きたいんですがもう既にブレイク間近で何とO-Westのワンマンライブはチケット売り切れ。心斎橋Pangeaでも売り切れ。知るのが遅かった…。キャパ200の小さなライブハウスで彼を見てみたかった…。でも彼のライブはちょっと一度は生で見てみたいし、これからも要チェック。では今日はこの辺で。