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著作者: lauren rushing

前回の記事の関連になります。世の中は基本的に努力が報われにくい様に出来ています。一番練習したチームが優勝するとは限らないし、告知や宣伝をやりまくっても集客面がズタボロ…。
長時間かけて作った商品にも関わらず利益が得られない。積極的に街宣運動をしても選挙に当選するとは限らない。

そうです。この世は不条理な世界とも言えますが唯一必ず努力が報われる分野があります。それは自分の身体と密接にリンクしたスキルです。楽器演奏という分野はやればやった分だけ必ず上手くなるので努力が100%報われるんですよ。

人の身体は同じ習慣を繰り返していくとその動作を記憶する。

何を当たり前の事を…と思うかもしれませんがこのメカニズムがあるからこそ人は努力するし上達を体感して物事を楽しいと思う訳です。この感覚なくして人間は成長しません。筋トレやスポーツ、ものづくりの分野ではこれが見事に当てはまります。

初めは誰でも下手なのは当たり前。

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第一線で活躍しているプロのプレーヤーやyoutubeやニコニコ動画で人気のある超絶技巧な演奏者を見ているとまるで初めからこんな技術をもっていたんじゃないかと思う人もいるかもしれませんがそんな超人じみた人間は世界中に一人もいません。誰しもが初めは他人に笑われるぐらいの技術しかないものなのです。

自分はかれこれ15年ほどギターを弾き続けてますがここまで続けているとコードストローク、アルペジオやカッティングに速弾き、タッピングといった一定のスキルは身につくものです。長年続けた結果、体が覚えているからですね。(ソロギターは未だに苦手な分野ですが…)
しかしギターを始めたころの14,5歳のころはチューニングも出来ない。コードすら押さえられずに音が鳴らない、そもそもコードという用語の意味すら知らない。アップピッキングの仕方が分からないのでダウンピッキングしか出来ない。速弾きなんてもってのほか…。

そこからコツコツと練習を重ねて次第に楽しいと思える様になり(ここが重要)、今に至るという訳です。音楽だけでなく全ての事柄に言えることですがまずは先人の模倣から始まります。
音楽でいえば楽曲のコピー練習ですね。
バンドスコアやCDを頼りに自分の好きな曲をコピーしてみる。今までの自分の楽器練習の方法を振り返ってみて思いますがこれが楽しみつつ上達していく一番良い方法です。

確かに初めは思い通りにいかない事が大半ですが出来る様になることで楽しいと思える様になるのです。こうなれば自然と体に覚えさせる行為が苦にならなくなるのでみるみる上達していきます。体は同じ動作を繰り返していくとそれが習慣になり無意識にその動作をスムーズに行える様に出来ています。だんだんと動きの無駄がなくなっていくものです。
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著作者:
Toni Blay

だからやればやった分だけ上手くなっていくのは人間の身体の構造上もはや必然なんだと言えるでしょう。日々、生活していく上でこの特性に気づかないのは損だし一度この楽しみを知ってしまうと抜けられない良い意味での中毒性に浸ることができるのです。
それはその人自身の人生に豊かさをもたらすもの…とも言えるでしょう。実際、自分自身も音楽をやってなかったらどうなってたかちょっと想像つきませんし、もしかしたら今以上につまらない人生を送っていたかもしれません。
皆さんも是非この報われる努力を体験してみてはいかがでしょうか?では今日はこの辺で。