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作曲という行為は楽しくもあり産みの苦しみもともなう行為です。よく名曲になる曲ほど、すぐに出来上がった曲であるというケースは多いんですが有名なエピソードでいえばOASISの元リーダーで作詞作曲をしていたノエル・ギャラガーは名曲「Super Sonic」は30分で出来たとインタビューで発言していました。



また、日本の音楽界の巨匠ともいえる「すぎやまこういち」氏はドラゴンクエストのトレードマークとなている序曲を5分で仕上げたと発言しています。これには「それまでの54年間という人生+5分で出来た」という名言つきですが…それでも5分でこのクオリティの曲を作れるのは怪物としか言いようがありません。



長い期間を経てやっと出来た曲は駄作が多い?

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これはそうとは限りません。一般的に作曲をするとなったらどういった曲調にするか?楽器陣のフレーズはどうやって構築していくか?歌詞の内容、ミックスはどんな感じがいいのか?などあらゆる課題を積み重ねた結果、出来上がるので時間がかかるのは当然のことです。

自分の場合、これらをトータルしてそれなりにクオリティのある4,5分の曲を作るとなったら早くて2週間~長くて1ヶ月半ほどはかかります。
我が愛すべきバンドであるRadioheadが創り上げた名盤ともいえるokcomputerは完成まで1年弱という長い時間をかけて完成しました。その後にリリースしたkid Aはそこから3年の月日を経てリスナーの耳に完成品が届きました。



この様に、長い時間をかけた作品が駄作であるとは限りません。この短時間で出来上がった名曲というのは恐らくデモの段階、いわば下書きがわずかな時間で出来たというケースがほとんどかと思います。
なにも自分にはそんな経験はない…三流の音楽家か…orzと落ち込む必要はないでしょう。

作曲=スポーツと一緒?

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著作者:
cgvector.com

これはあながち間違いではないかと思います。継続は力なり。スポーツだけでなく文学や楽器といったスキルはやればやった分だけ必ず努力が報われる分野だと言えます。もちろんそれが仕事になるのかどうか…そればっかりは未知数ですが。
作曲も同じ事で曲作りをやればやるほど楽曲のクオリティーはアップするはずです。
※ちょっとこれは自らの楽曲で証明した方がいいかもしれません。またの機会に楽曲を用意して記事にしてみます。

踊らされるのではなく自ら踊る姿勢が大事。

今の時代の楽曲制作の環境というのは本当に信じられない時代で低価格のソフトでもそれなりのクオリティのある音源が作れたりする時代です。なのですがあまりに選択肢が多様なのでそこが作曲という行為をする上で苦しみの一つの要素になってます。

音色が10個しかない状態で音楽を作るのと1000種類の音色で音楽を作るので比べたら間違いなく後者の方が時間がかかります。人間は自由度や選択肢が増えれば増えるほど迷い、そこから逃げ出したくなるという不思議な癖をもっているからです。自由を求めて進歩してきたのにも関わらず…。
しかしそこはすぎやまこういちの発言通り、数をこなせば自ずとどんな音色やリズムがベストなのか?といった課題への最短コースを切り開ける事が出来るかもしれません。とてもシンプルな答えですがやはり継続していくことこそが最も大事なキーポイントだとも言えます。



作曲を始めたころはとにかくメロディー作りが苦手でしょうがなかったのですがこちらの書籍にはメロディー作りのコツが事細かく書かれています。カウンターラインと繰り返しの妙…この本で得た知識は今でも役に立ってるのは言うに及ばず…。音楽のメインディッシュともいえるメロディーラインの作り方に悩んでいる人達にはおススメです。では今日はこの辺で。