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最も影響力の大きい「音楽ジャンル」が判明!科学者が17,904曲を検証してわかった音楽史の真相とは?
こちらの記事を拝見したのですが興味深いです。あくまでアメリカという国での話しですが…それは何と60年代のクラシックロック以上にヒップホップが与えた影響がかなり大きいという考察。

まず初めに1964年。イギリスではTHE BEATLES、アメリカではThe Whoや、The Rolling Stonesが爆発的ヒットを生んだ。その次が1983年、この時にニュー・ウェーブやディスコが絶頂期を迎えた。

そして3度目、これが最も大きな成長を見せた年。1991年にヒップホップが登場した年だった。この3つの時代の変革期には、どれも独特な特徴があったが、ヒップホップだけは別物だった。

てっきり我々日本人からするとBeatlesが一番偉大だろうと思ってしまいます。エルヴィス・プレスリーが発明したロックを拡大解釈し、様々なジャンルと融合させたことで新しい音楽を創造したという実績は言うまでもありません。

また、アーティスト自身が作詞作曲をする。MVの配信。コンセプトアルバムという形式でのリリース等、現在のアーティストにとって今や珍しくない行為になってる元の先駆者は彼らです。

にも関わらずこの記事ではヒップホップがそれに勝るというんです。

「ヒップホップの登場が、それまでの音楽の歴史を丸ごと変えてしまっている。それに比べれば、THE BEATLESが及ぼした影響は、大きなものとは言えない」

「調査によれば、”クラシックロック”の大きな成長は全て64年以前のもの。イギリス音楽はその要素の一つだったが、全体において大きな役割を担っていた訳ではなかった。
刺激的なヘアスタイルとカッコいい容姿、イギリス独特のアクセントはあったが、音楽性が新しいわけではなかった」

ヒップホップの台頭で何が変わったのか?なにが革新的なのか?自分の主観で意見を書いていきます。

ヒップホップや他のクラブミュージックに多大な影響をもたらした一つのドラムのあるフレーズ「アーメンブレイク」についての動画を紹介しておきます。大変興味深い内容です。


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こちらがその昔、多くのDJ・トラックメイカーに使用されたakai製のサンプラーです。

恐らくこのビートは聴いた事のある人がほとんどでしょう。サンプラーという楽器が弾けなくても元からある音楽を部分的に録音して別の音楽として再構築できる夢の様なマシン。

そしてラップという歌唱力を問わない喋りにちかいボーカルの組み合わせで生まれたヒップホップというのは敷居が低くそれでいてオリジナリティーのあった革新的な音楽だったと言えるでしょう。

ロックやポップスというのは楽器の演奏力や歌唱力を前提としたジャンルです。

しかしヒップホップが誕生してから音楽人口は格段に増えたかもしれないという考察は間違ってはいないでしょう。始めに紹介した記事はこの新規参入のしやすさを考慮した上で最も影響力のあるジャンルであると判断したのではないでしょうか?以上、自分なりの意見でしたが今日はこの辺で。



これらの作品全てにアーメンブレイクが使われているのかと考えたら著作権違反だと訴えずに拡散されても放置したままで一種のパブリックドメインと化させてしまったWinstonsのリチャード・スペンサーは現代のフリー素材が溢れたネット社会の先駆けなんだと考えると感慨深いものがありますね。