1024-cc-library010007350
Photo By www.audio-luci-store.it

最近の音楽シーンの状況…アイドル中心に盛り上がっているオリコンチャート…ボカロやアニソンの台頭、ロックバンド勢は若干苦しい状態だけどそれなりに健闘中…。2000年代前半はこの状況とは真逆な感じでしたが現在のどんでん返しな展開になるとは誰も予想してなかったと思います。でもそろそろ大きな変化が欲しくないですか?
自分は正直アイドル&アニソンだけがランクインしている今の音楽シーンにはもう食傷気味なんです。このジャンルでも面白い音楽を作っている人達はいるんですが…独占状態になっているのは見ていてあまりいい気持ちがしないものです。

予想だにしない奇跡が生まれるから音楽シーンは楽しくなる。

1024-cc-library010005627
illustration by
rajeevkamal

まさかこいつ等が売れるとは思わなかった…リスナーやレーベルのスタッフが予想だにしないアーティストがブレイクしていかなくては音楽シーンは盛り上がらないし楽しくないんです。人間がエンタメに求めているのはアクシデントとストーリー性です。
個人的にこのケースに当てはまるものは洋楽で言えばRadioheadがそうでしょう。


彼らの初期の代表曲。この曲だけが一人歩きしてRadioheadといったらこれだという扱いをされ、一時期はこの曲だけの一発屋のバンドとしか見られていなかったのですがアルバムをだすごとに大胆な音楽性の変化を実行し、今やイギリスの代表格クラスのバンドにまでなりました。


邦楽で言えば90年代にドラゴンアッシュがデビューした時、ヒップホップをベースにしたミクスチャーロックが流行るとは誰も予想できませんでした。
当時のヒップホップというのは一般のリスナーからすれば恐くてとっつきにくいというイメージがありましたが彼らがlet yourself go let myself goをリリースしてまさかのブレイク。その後にI Love HiphopとGreatful daysという二枚のシングル同時リリースした時は今はこういう音楽がカッコいいんだという風潮が形成されていったのです。文字通り、時代を変えたのです。



2000年代以降でいえばAKB48やマキシマムザホルモン、ゴールデンボンバーや神聖かまってちゃんといった時代に合わない、音楽性が一般受けしない、イロモノ系といったレッテルをはられた人達がまさかのブレイクをしていきました。しかし彼らに共通しているのは継続して音楽活動を続けたこと…自分たちをどう演出していくか?というセルフプロデュースの追及をやめなかった…これに尽きるでしょう。

ライブハウスに行ってライブを見てももっと評価されるべきなバンドやアーティストは沢山います。このブログでも紹介したバンド・アーティストもインディーズが大半ですがアンダーグラウンド勢はもっとオーバーグラウンド勢を侵略していった方が絶対いまの音楽シーンは面白くなるハズなんです。
それかセールスではなく記憶に残る様な…そういった音楽家が音楽を生業に出来る環境が形成されなくてはいけません。

ひと昔前まではアングラな音楽に対してこれは世に広まっていくべき音楽ではない。限られた人間に愛されるべき音楽だなどと言われていましたが時代はもう2010年代後半なんですからもうそういった意見は消えていくものだと推測しています。今の音楽シーンはつまらないと思っている人間こそが変えられる素質をもっているんです。では今日はこの辺で。