せっかくAmazonアフィリエイトを始めたのでそれっぽい記事も書いてみます。元は集客や認知度アップのために始めたこのブログですがやっぱりもっとお金が欲しいので。
今回は自分の音楽人生にとってかなり影響を受けたお人、ユニバーサルミュージックの新人発掘プロジェクト「Great hunthing」のプロデューサーを担当している加茂啓太郎さんの著作を紹介します。



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この加茂さんという方…発掘したミュージシャンのラインナップが凄いんです。ウルフルズに始まり、フジ・ファブリック ナンバーガール 椎名林檎 相対性理論 ベースボールベアー 氣志團など…最近で言えば元BISの寺島由芙などそうそうたる人達を担当してきた人です。あのクリトリック・リスを知ったのも元はこの人経由でした。この本はその加茂さんが長年の経験から得たノウハウがぎっしり詰まった内容になってます。いくつか引用してみましょう。作曲についての項目です。

4章5項目 オープンチューニングとカポタストを使ってみよう

世界でいちばん普及している楽器はたぶんギターでしょう。そして、いまのロック、ポップスになくてはならない楽器だと思います。
今までに、ギターを使って何万もの曲が作られてきました。しかし、コンポーザーとも話したのですが、いまとなってはギターという楽器を使って何か新しい曲をつくることには、実は限界がきているのではないかと感じています。
事実、アマチュアのシンガーソングライターのギター弾き語りの曲を聴いても、何かしらの既聴感がある場合がほとんどです。

そこでトライしてみてほしいのは、変則チューニングと響きを変えるためにカポタストを使うことです。
ジョニ・ミッチェルは50種類の変則チューニングを使ったそうです。向井秀徳は自己流のコード・フォームをカポで調整し、独特のコード感を聞かせます。遠藤賢司の9カポはもはやギターの音色ではなく、琵琶のような響きです。
ソニック・ユース、マイブラッディ・バレンタインといったオルタナティブ・ノイズ系のバンドも、かなりの変則チューニングを使っていると思います。ギターの曲作りに煮詰まっていたら、変則チューニングをぜひ試してみてください。新鮮なコードの響きが新しいオリジナリティーをもたらしてくれるかもしれません。
自分も一応ギタリストで普段はギターから曲を作ることも多いのでこれは参考になります。
実際に3カポ固定で作った曲とかもあるのですが変則チューニングにこだわるとライブで再現するのが難しくて意外とみんな手をだしにくいのかもしれません。これだ!!という自分だけのオリジナルなチューニングにした曲を10曲ぐらい完成させればライブでもいけるかな…。(ここら辺はKing Crimsonのロバート・フリップ先生も追及してる分野なので昔からチューニングによる独特性を築く風潮はあったのかも)。

別の項目を引用です。ミュージシャンと年齢の関係性についてです。自分にとってはある意味、ピンポイントな点です。

4章10項目 デビュー年齢

ときどき「若くなくてはだめですか?」と聞かれることがあります。ミュージシャンはアイドルやモデルではなく(そういう側面もありますが)、音楽がすべてなので年齢は関係ないと思いますが、オーディションで年齢制限が設けられるのはスポーツ選手と同じで、これは若いほど伸びる可能性が高いからです。

しかし以前に比べると、年齢は重要視されなくなってきている傾向もあります。つまりリスナーの年齢層が広がり、30代から50代に向けての音楽も十分にマーケットがあり、自分たちと同世代の音楽を求めるようになってきたのです。」そこに若さはさして必要ではありません。

スガシカオは1997年に31歳でメジャーデビューしました。当時は、音楽はそんな年齢で大丈夫なのかと驚いた記憶があります。
CRAZY KEN BANDの横山剣は別のバンドでデビューしましたが解散し、サラリーマン生活を送りながら35歳のときに音楽活動を再開して、ブレイクしたのは2002年の「タイガー&ドラゴン」のヒットで、そのとき42歳でした。
他にも怒髪天は1984年に結成し、2014年、結成30周年に武道館ライブをおこないます。
年齢が上がればハードルも当然上がりますが、現在では、それを超える作品を作れば可能性がある状況になっています。
これは自分含めて夢を諦めきれずに気が付いたら年だけとった悲しきグータラふうてん系音楽家には朗報ですよ。実際、クリトリック・リスのライブを偶然みて、サポートしようと思ったのはこの人だし何が起こるかわからない世界になりました。アイドルの世界でもこういう地下アイドルが売れてきた訳ですし。年をとっても理解者を探すことを諦めてはいけないんですねぇ…。

最後に加茂さんの独自のフード理論のまとめを引用します。これ…まさしくその通りだと思います。ミュージシャンを目指す人達は肝に銘じておくべきな内容。
音楽と料理も発想が大切

アマチュア・ミュージシャンには、よく「レシピどおりに作れるのは技術。レシピを作れるのが才能」と伝えます。基本的にはどんなに難しい料理でもレシピがあれば作れると思います。
でも新しい料理を作れるのは、「これとこれをこうすればおいしくなるかも」とイメージできる才能です。
「すごくおいしいのり塩ポテト・チップスです」と言っても、人はのり塩よりも新しいフレーバーのポテト・チップスに手を伸ばしますし、「秘伝の食材で作ったスープです」といラーメン店に並びます。音楽も同じで、これとこれを合わせてこの調理法でやれば新しいものができる、そう発想できるのが才能だと思います。
最後に、おいしいものを食べたことがない人においしいものは作れないと思います。ミュージシャンを目指すならいい音楽をたくさん聴いて感動してください。
自分がまだ17歳だった時、加茂さんの過去の書籍でもあるミュージシャンになる方法を偶然手に取って読んだことがありましたがそれ以来…ずっと自分だけのレシピを作り続けてきました。
一時期、60~70年代のブルースロックと2000年代のワープレコード系のエレクトロニカを配合した未知の音楽を創ったりもしたんですが、音源を聴かせてもライブで演奏してもリスナーの反応はイマイチ…。新しいレシピを創っても美味くなくては意味がないんですよね。
そこをどう改善するかは今も現在進行中ですが…。
この引用文の内容は正にミュージシャンの永遠の課題でもあり音楽を作る上でこれ以上大事な点はないでしょう。

個人的な出来事ですが関東地域に上京して加茂さんに直接、自分のデモ音源を聴かせたこともあったんですが残念ながら反応があまり良くなくて今後繋がることはないかも…。ですが!!エレクトロニカやポストロックにはまることも、日本のインディーロックに衝撃をうけることも、ヒソミネでライブをすることも元をたどれば…この人の書籍に出会わなければ現実にはならなかったのです!!それぐらい影響を受けた人なのでいずれは自分の音楽で黙らせたい!!では今日はこの辺で。



Call It Anythingのサンプル音源をフリクルで無料DLできます。
{ライブスケジュール}

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12月26日(Sat)大宮ヒソミネ
今年はあとこれ一本のみ!!