無名音楽家アブロニカの戦慄なリアルと最前線

ヒップホップ・ポストロック・エレクトロニカを主軸にしたラッパー&トラックメーカー、アブロニカのこれからを赤裸々に書き綴り。 日本中の90%を占める底辺音楽家のリアルと実情、日々思うことを書き殴ります。まれにDISリスペクトな記事あり。 無料の楽曲DLが受け取れるフリクルメルマガ配信中 http://frekul.com/artists/profile/call-it-anything

2016年08月

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フリーな仕事をしている人達とサラリーマンやアルバイターといった一つの企業に属している人達を比較して言及してみる記事を一つ。(ちなみに私は現在、アルバイトとフリー業の両方兼業中。)

給料や報酬の話しになりますがサラリーマンやアルバイターは
給料日が決まっています。なのでこの日に向かって必至に頑張るハズです。そしてフリーランスの人達はクライアントから報酬を貰います。別に何てことない普通の事なんですがクライアント側(個人でもサラリーマンでも関係なく)の様子をみて思うことがあります。

いついつまでに支払うのかを明確に提示してくれない。
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著作者 gregt99

トラックや楽曲を作ってくださいという案件がきて制作開始…んでもっていざ完成。データを相手に送る。あとは報酬を貰うだけ。

相手は実際に会った事がある人間でそれなりに親しい存在だし今月中には報酬を払ってくれるだろう…と思っていた昔の自分…はっきり言って甘かったです。チョコとイチゴとバナナを全て混ぜ合わせたスイーツに砂糖と生クリームで味づけするぐらいの甘さがありました。

その後きちんと支払ってくれたからいいモノのいつまでに払うかを具体的に提示してくれないのはどうしてなのか?これはちょっと危険視するべきケースです。こういう話しはそれなりに親しい人が自分に仕事を依頼してきたケースに限る話しですがね…。

普段サラリーマンをやっているとしたら、自分がせっせと働いたはいいけど給料日がいつなのか?あやふやだとしたらどう思うんだろうか?気にならないんだろうか?その会社に問い詰めたくならないんだろうか?

サラリーマンだから指定の給料日に貰えて当たり前。フリーランスなんだから不定期でいいじゃんなんてことはないのです。フリーな人の大変な所はこういった金銭トラブルも自分で解決しなくてはいけない点ですね。

キチンと報酬を貰うための土台作り。
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著作者 Tax Credits

まず当たり前ですが事前にこちらから振り込んでもらう日を提案する。そしてそこから期限日を決めてキチンと払ってもらう。また名刺をもらっておいて連絡先の確保。メールのスクショやラインやメッセージのやりとりを記録しておくことも重要でしょう。相手が金銭を支払う意志があるということがハッキリ分かる証拠を残しておくことが大事。

報酬を踏み倒されたのでフリーランスが報酬未払いに備えるためのポイントを7つまとめます。
Jmatsuzaki氏のブログでもこんな記事があります。しかし少額訴訟ってこんな安い値段で出来るんですね…。今後のために頭の片隅に突っ込んでおきます。

という訳でお金のトラブルについての記事でした。…んが、この話しと次回の記事は繋がるんです。ある意味この記事は後編のための布石。次回へと続きます。では今日はこの辺で。



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著作者 alexcoitus

年齢を重ねた人ほど経験に裏付けされた深みのある事を言っているんだから年上の人は敬いなさい。年下の人達はとにかく目上の人の話しは聞きなさい。

今の時代にこの考え方を盲信するのってめっちゃ危険じゃないですか?俗にいう老害というのは自分の考えや過去を絶対視したコンクリートの様に固い思考をもった人間のことですがこれからの若い人達、またはまだ柔軟さが残っている大人達はこの年齢の上下で人を判断する考え方から脱皮した方が良いでしょう。

言葉の重みに年齢は関係ない。
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著作者 Japanexperterna.se

単純に比較してみましょう。人生経験で優劣をつけるのってあんまり好きじゃないんですが…例えば様々な分野の本を読み込んだり自発的に海外を放浪して見聞を広げようとしている20歳の人間…

かたや仕事を定年退職し、残りの余生を食べる事と寝ることだけに時間を費やしている人間…どちらが人生経験に深みがあるかといえば間違いなく前者でしょう。

単純に先に生まれたから偉いという考えは大間違いです。生まれてから何をしたかどうか?つまり過程にこそその人の価値が生まれ、そこで尊敬に値するかどうかを決めた方がいいんです。

目上の人間には敬意を示せという考えは日本の古くから浸透している価値観ですがこれには欠如してる部分があって、その人間が年齢を重ねた分だけの行動をしてきたことを前提にしなければ成立しない考え方です。

だからやることやってないくせに先輩面している輩の話しは聞き入れる必要は一切ありません。どうしても付き合わざるを得ないのであれば介護の精神で接しましょう。

年下の人間を尊敬できる人間は好かれる。
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著作者 みーたま

これは年をとればとるほど難しくなっていくものですが相手が年下であれ自分より成し遂げてきた事が積み重ねている人間の場合、純粋に尊敬できる柔軟さや感情をもてる人間でありたいものです。老害とは逆の人間のことですね。

得てしてこういう人間は年下の世代の人間に好かれるケースが多いでしょう。音楽面で言えば加山雄三がそうでしょう。ラッパー&トラックメーカーのPunpeeがリミックスしたお嫁においで2015で共演を果たしたり、ケツメイシのイベントに出演依頼をしていたりと余裕な心持ちと謙虚さが共存している70代後半とは思えない感性には驚かされます。若者達が作り上げた文化やシーンを全面否定せず理解を示し、リスペクトの精神を忘れない彼の姿勢を大人達は学ぶべきでしょう。

という訳で年齢について色々考えることがあったので記事にしてみました。では今日はこの辺で。

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関東に上京したら一度はB-Boy Parkに行ってみたかったので日程にも空きがありいざ出発。代々木公園にいったらポケモンGOのプレイヤーが密集してて完全に異次元空間。なんか異常な風景でしたがそれも時代の流れか…。
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スマホの充電が0%になったので持参のノートPCで撮影。画質悪い。何か心霊スポットみたいですけどれっきとした入口会場です。
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時間帯が終了1,2時間前に来たんですがこんな感じなんだろうか…?にしては人が少なすぎる様な…。入場料無料で屋台は焼きそば&たこ焼き&フランクフルトという王道的なラインナップ。ヒップホップと夜店を組み合わせた感じなんですね。けっこうお祭り感があったと思うんですが人がまばらな状態だったのは事実…。

こんな感じのをイメージしていたんですが…。2013年までの盛り上がり具合はリアルタイムで見たことないし、動画上でしか分からんが今年の盛り上がり具合は過去のBboy Parkと比べて縮小してる感が否めなかった…と言わざるを得なかった。

もちろん宣伝や告知で不備があったとは思いますが…。90年代から始まった歴史のあるイベントでもやることをやらなくてはいけないのだなと改めて集客という音楽をやる上で絶対に避けられないとてつもなく大きな壁を実感しました。
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会場付近に着くとビートの音とがなり立てるラップの声が聴こえてくる…。音を頼りにポケモンGOユーザーが群がる公園から音が鳴っている会場へと近づいていくと会場が見えてきました。
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MCバトルやってました。遠くからなんで見づらいだろうけど既に決勝戦…黄猿 (左)VS ACE(右)というフロー巧者VS押韻巧者。途中から来たのが後悔した!と思える好カード同士の対決。優勝者はACE!
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最後はMCバトル出場者、その場のお客さん含めてのオープンマイク!司会がその戦車、拙者が運転者で有名な晋平太とライムベリーのMiriとギャグラップ対決を巻き起こしたダテメギリの二人という普段のMCバトルイベントでは中々ない組み合わせと黄猿とACE、ゆうまーるBPの主催者であるゆうまさんや13歳のリアルで注目を浴びたけいご君なんかもいてちょっと参加してみたいけど恐れ多いというネガティブな感情すら抱いてしまうメンツなので写真撮影して終わりました。

サイファーやMCバトルに参戦して勇気の力が強まったと思うんですが…さらに高い壁はありますね…。次からは積極的にオープンマイク参加します。やはり最も手強い相手は恥をかくことを恐れる自分自身ですね。精進します。
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ヒップホップを成立させる4大要素というのがあります。それはラッパー、DJ、グラフィティー、ダンサーの4要素。なのでブレイクダンスの勝負対決もありました。個人的にはこっちの方が盛り上がってた感がありました。

とは言ってもそれ以上にこの4大要素が代々木公園という一つの場所に濃縮されているというこの空間に何か感銘を受けました。やはりヒップホップは路上から生まれた文化なのだなと改めて再認識。今はフリースタイルのMCバトルだけがピックアップされがちですがそこから更に広まってヒップホップのカッコよさがもっと広まっていってほしいなと思います。

という訳で会場を一回りして後は適当にビールを飲んで、お好み焼きとフランクフルトを頬張って帰りました。初めて現場で生で見たBboy Park…楽しかったといえば楽しかったんですがどことなく下火の匂いがチラチラと漂っている感じがあったのも事実。

個人的にはまだまだヒップホップシーンの盛り上がり具合はまだまだ続いてほしいです。ポップスやロック以上にメッセージ性が伝えられる潜在的な力があるのがヒップホップだと思ってるので…来年は開催されるのかどうか分かりませんがその時はガッツリこの目と耳で生の現場を拝見したいです。では今日はこの辺で。



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やっとこさこのブログも記事数が300突破しました!いやあやってみるもんですね。案外長続きしてます。去年の10月から始めたブログ生活もあともう少し1年経つ訳です。さて、流石に毎日ブログをこれだけ更新してれば分かってくるものがあります。

自分の好きな分野が絡まないとブログは長続きしない。
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俺が好きな分野…それはもちろん音楽。楽曲制作やギターのレコーディング、ミックスなどそういった仕事を請け負うために始めたのがこのブログ。ブログが長続きしない…とか、やってみたけど全然面白くないとか言ってる人達は好きな事柄に対する度合いが低い…または愛情がないからではないでしょうか?

それかブログが流行ってるし金儲けが出来るらしいから始めてみた…はいいけど書くことが何もないと思ってすぐに投げ出すか?このどちらかでしょう。ここからどう長く続けるか?それは改めてブログの記事にしてみて思ったことを連なって書いていけばいいんです。

自分が好きだったものが大してそんなに好きじゃなかったという記事を書けばいいし、金儲け出来ると思ったけど甘かったみたいな記事を書いていきそこからブログ活動は始まります。自分の物語を書き残して紡いでいきましょう。ブログは書き手のドキュメンタリー活動なんです。※仕事依頼についてはプロフィールタグからどうぞ。

何気に努力が報われやすいのがブログの特徴。
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これは先月のアクセス数の結果。PV数が16000程、まだまだ自慢できる数字ではないけど。ただ、初めからここまでの数字があったかといえば全然で、始めた頃は一日のアクセス数が40~50PVとか良くて100PVだとかそんなもん。

しかし毎日更新スタイルを貫いたら今年の4月辺りから10倍近くのアクセス数にまで上昇。誰もが無関心だったこのブログにも読者は増え続けているのです。文章の書き方なんてまったくのド素人だった自分でも継続していけばここまで成長できるんですからブログは努力が報われやすいのかもしれません。

結果に一喜一憂せず自分がそれまで歩んだ過去の行動を肯定出来る。
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正直、月のPV数が16000以上のブログなんて腐るほどあるんです。あなたならこの数字を重視して周りのブロガーと自分を比べますか?それとも自分自身の活動の過程を評価しますか?自分なら間違いなく後者です。

結果で判断して周りと比較することから生まれる一喜一憂の感情より300という記事数を自分は書きあげてきたという肯定感の方が人を成長させる養分になるのです。ノートPC一台とネット環境だけで自分の強みや自信を身に着ける事が出来るのはブログだけです。


結果を重視してネガティブな考えに陥りがちだった自分を変えてくれたのがこの本。今までの記事でも紹介していますが、自分のやりたいことにつまづいている人に自信をもってお勧めできます・

リスペクトしているブロガーの記事がブログ活動を長続きさせる。
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ブログをこうも毎日毎日更新していると必ず壁にぶち当たるのがネタをどうするか?これに尽きます。日常生活をおくっている中、ネタ探しはしていますがそれでもどうにもならない時があります。

そんな時は他のブロガーの記事を参考にすることです。イケダハヤトや地下室タイムス…観音クリエイションなど色々なブロガーの記事を見てますが個人的に一番面白いブロガーはjMatsuzaki氏だと思ってます。
jMatsuzaki 楽しいことを仕事にするドキュメンタリーブログ

誰が書いているのかがすぐに分かる様なアイデンティティーの塊ともいえる文体。日々の経験に裏付けされた本当の意味で意識の高い考え方など、ブログを続ける上でも…ネタに困った時でも彼の記事を読むことで息を吹き返す…そんなことがあるのです。単純に話すとブログは人と人を繋ぐツールになりコミュニュケーションするための媒体にもなるのです。



以上です。先人のブロガーの記事数に比べたらまだまだペーペーぺーぺー林家ペーですがこれからもコツコツと継続あるのみです。雨降って地固まるを地で行くスタイルで当分書いていきます。では今日はこの辺で。

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著作者 Alexander Master

アイドルポップやEDMに最近押され気味なロック界隈。それはギタリストランキングを見てもそう思わざるを得ないなと。そう思ったキッカケがこの記事。

Guitar Worldがイントロを聴くだけで気分が昂る「ロック史上・最高のギター・イントロ×20曲」

記事を見てみれば分かりますが…。

ジミヘンのPurple Hazeだったり…

エアロスミスのWalk this wayだったり…

メタリカのEnter Sandmanだったり…

あのーこれいつの時代のランキングなんですか?

ローリングストーン誌でも似た様なランキングをやってますが大抵上位にくるギタリストは昔から変わってません。もう完全に時代が止まっちゃってますよね…。

最近になってブレイクした若手のギタリストや異分野のギタリストなんかも考慮して作り直した方がいいんじゃないかなと。元々ロックという音楽はアメーバの様に変化し続けるんですがなぜ今になってもこういう記事を書くんだろうか?

取り上げるギタリストが他にいないのか?それとも新しいタイプのギタリストが頭角を現していないか?何にせよこのランキングを見ただけでもロックというジャンル…死んではいませんが最近元気がなくて悲しくなってくる…。

異分野のギタリストの音に触れてみよう。
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著作者 demerson2

多分注目されることはないんだろうけどそれでもギタリストとしてネクストレベルの音楽を発明しようと躍起になっている人達は存在する。メディアのランキングには取り上げられないだろう人達だが新しい音楽を発明しようという思いが伝わってくるギタリストをセレクトしてみる。

ハイトーンボーカルと歪んだギターを聴かせたり眼鏡のさえない男やマッシュルームカットの草食系男子が叫ぶことがロックではなく、既存の音楽を更新させることがロックの定義だとすれば広義的にロックは概念と化して進化し続けるハズ。

ノイズミュージックやエレクトロニカに自身のギターサウンドを織り交ぜた音楽を展開するクリスチャン・フェネス。元レッチリのジョン・フルシアンテも絶賛。多分こういった音楽が大衆に広まる可能性を考えたらせいぜい映画のBGMに使われるぐらいなのかもしれませんが、広大で浮遊感たっぷりのギターサウンドとノイズ音はただただ美しい限りです。

彼が過去にリリースしたEndless Summerは電子音楽の終着点と言われ、文字通りエレクトロニカ界の音楽を更新させました。テクニックではなく発想で新しいギターサウンドを追及するタイプ。こういうギタリストは従来のロック界ではあまりいなかったりする。




ジャズ界のギタリストであるBen Monder。ジャズと聴くと古いイメージと渋めのオッサンがBarで一人ウイスキーを飲んでる感じの音楽という先入観が未だにジャズを聴かない人からすればありがちだが、彼のジャズミュージックはそこから更に洗練されていて、現代的オシャレさがあって心地がいい。なにより和音の使い方がロックフィールドの人達からすれば新鮮な響きで面白い。始め聴いた時はこれが今のジャズなのか…と感心したもんです。




通常のバンド形態にバイオリンやグロッケンといったメンバーを揃えて現代的なプログレを発信しているバンド、Little tybeeのギタリストであるジョシュ・マーティンの超絶なタッピングプレイはギターの可能性をより押し広げて唯一無二のサウンドを醸し出している。

何故こういうギタリストがランキングにのらないのか不思議でしょうがない。散々やり尽されたであろうギターという楽器の奏法にまだこんな弾き方があるのかと驚いたが彼は間違いなく現代のギターヒーローになってもおかしくない。超絶なんだけど聴きやすいフレーズを練っている所がただのテク自慢のギタリストではないことが分かる。



いかがだっただろうか?探してみれば新しい音楽を提示しようとしているギタリストはちゃんといる。にも関わらずロック系のメディアはいつまでたってもクラシックロックのミュージシャンを大々的に取り上げてばかりいる。

ロックミュージックを大々的に更新させる若手のロックバンドというのは今の時代、中々出現しないのかもしれないがこのままだといつまで経っても過去の遺産にしがみついているだけのメディアという烙印をおされてしまうだろう。もうちょっと異分野の音楽や若手のロックミュージシャンを大々的にピックアップしてもいいんじゃないかなと思う。では今日はこの辺で。

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