無名音楽家アブロニカの戦慄なリアルと最前線

ヒップホップ・ポストロック・エレクトロニカを主軸にしたラッパー&トラックメーカー、アブロニカのこれからを赤裸々に書き綴り。 日本中の90%を占める底辺音楽家のリアルと実情、日々思うことを書き殴ります。まれにDISリスペクトな記事あり。 無料の楽曲DLが受け取れるフリクルメルマガ配信中 http://frekul.com/artists/profile/call-it-anything

2015年12月

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著作者 Freepik.com

昨日の記事の続編です。ロボットやAIに仕事を奪われない様にするには?または奪われたらどうするか?

長年の経験で蓄積されたバンドのグルーヴ感は代替えが効かない?

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リズムを奏でる上でドラマーとベーシスト両者のフレーズの微妙なズレが心地の良いリズムを生み出します。
個人的にはこれがグルーヴと言われるものの定義だと自分は考えてます。機械というのは同じテンポで一定のリズムを刻んだり、はたまた人間には再現できない複雑なリズムを奏でることも出来ます。

逆に人間というのは一定のテンポで同じフレーズを叩いても必ずズレてしまうモノですから正確さという点においては機械には負けてしまいます。(人力でそれを再現しようと格闘しながら音楽を作っているバンドもそれはそれで個人的には好きなんですが。)

しかし10年、20年楽器を弾き込んだプレイヤーや結成してキャリアのあるバンドのリズム隊が生み出す彼らにしか生み出せないであろうリズムのズレというのは機械に再現できるんでしょうか?多分それはとても労力のいるプログラミング作業が必要かもしれないし、ライブでも再現出来るんでしょうがライブというたった一度キリの生演奏で一度もミスもなく完璧に弾いたとしてもどこかスリルという点において楽しめるかどうかは疑問が生まれます。

そうなると結局、人間に弾いてもらった方が良いという結論に達するのかもしれません。
例えばベーシストで言えば細野晴臣やラリー・グラハムがもってるリズムのタイム感なんかは機械に再現できるとはとても思えないですし…。後はその人の人柄も結構大事になってきます。単純に「こいつ良い奴だから次の仕事も依頼したいなぁ。」と思わせる一種のタレント性がロボットに仕事を奪われない重要なキーポイントになると推測できます。意外とスキルどうのこうのよりこっちの方が核になるんじゃないかなあ…。

参考になるであろう本を紹介。芸能人やyoutuberだけじゃなくて今後は様々な職業でも他者を魅了するスター性やカリスマ性がある人が重要視される世の中になっていくでしょう。音楽とは関係ありませんが普遍性はあるかと思います。
 

打ち込み音楽をやってる人間にもその人独自のグルーヴ感というのは出てきます。

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DTM環境の部屋でじっくりと打ち込まれた音楽にもその人特有のグルーヴ感が生まれてきます。
リズムを打ち込むのも単純にマス目に沿ってマウスでポチポチ打ち込むだけならロボットにもできますがビート音の間をどれぐらいすき間を空けて打ち込んでいくかによってその人独自のグルーヴ感というのが生まれてきます。
そうなると機械が曲を作るのではなくあくまで作り手の補助役に収まるケースです。やはりこういったグルーヴやリズム面でもオリジナリティーというのは今後重要な要素になってくるのかもしれません。

坂本龍一のスコラシリーズの動画を貼っておきましょう。こちらは人間のグルーヴ感をコンピューターでアウトプットしてみようと試行錯誤したYMO時代の話を振り返っています。



彼らは本来プレイヤー側の人間ですが未知の領域に踏み入れたくて機械を導入しました。YMOが活躍していた80年代というのは今思うと機械と人間がちょうどいい具合にお互いを補助しあって音楽を生み出すことができた貴重な時代だと考えられるでしょう。

YMOの作品群の中ではベタかもしれませんがやっぱりこれが一番好きですね。捨て曲なしの邦楽界の名盤。



前回の内容も含めてまとめますがこれらの考え方に共通するのは正に「好きこそ物の上手なれ」を貫いた人間です。
こういった人間がテクノロジーの波にのまれることなく食っていける時代になるかもしれないというのが現時点での自分の考え。

では、逆に考えるとそこそこな音楽を作る技術しかない人はどうすればいいんでしょうか?おそらくこれからそういった音楽家人口は間違いなく増殖していくでしょう。今より更に一握りの音楽家しか飯が食えなくなる未来も十二分に考えられます。
そうなったらどうしますか?さっさと音楽は趣味にして正社員を目指しますか?
答えはNOです。もちろんそれも一つの生き方なので否定はしません。
しかしそれは数多くある選択肢の一つでしかないハズです。

機械に奪われて仕事がなくなったらもはや自分たちで仕事自体を創るというのも選択肢の一つとして考えられうるのです。
どっちみちあと20年か30年で現代にある職業の内の50%は人間がやらなくなると言われているのですからそこからまた新しい仕事が生まれてくるでしょう。なので安易に機械を批判していると時代に取り残されますし。あー怖い怖い。でも一番良いのは一定の生活環境が生涯保証されていて働かずに自分の好きなことをして天寿を全うする。これが一番理想ですね…。間違いない。
ではでは今日はこの辺で。

Call It Anythingのサンプル音源をフリクルで無料DLできます。
{ライブスケジュール}

ライブのチケット予約方法はokcomputer1969@yahoo.co.jpまで氏名と枚数を記入の上、メールを送りください。

12月26日(Sat)大宮ヒソミネ
今年はあとこれ一本のみ!!

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昨日の記事で紹介した自動作曲サービスサイトのjukedeckやロボットバンド「Z-machines」など音楽の世界でも科学の進歩でロボットが台頭してくる時代がやってこようとしています。



音楽家の未来はどうなる?

試しにあれからjukedeckで曲を数曲作ってみましたが、割とワンパターンな作風になりがち。他にも自動生成サイトみたいな所はあるんでしょうが、今の所はまだ機械が仕事を奪っていく状況というのはまだ来ないでしょう。
しかし時代の変化によってこういった無料サービスで作れる曲と同等の楽曲しか作れない作曲家は職を失うことは間違いありません。
なのですがロボットが人間の代わりに仕事をしていく事自体はそんなに問題ではないんです。その点が何故危惧されているかは要は人間側の問題…つまり仕事が出来なくなってもある一定の生活基準を保った暮らしが保証されるシステムが出来ていないのが問題なんです。
ロボットが行った仕事で利益を獲得し、そのお金を人間に分配する、またはベーシックインカムの導入などといった考え方や制度はいち早くやってみるべきなんですが中々変化を試みるのが難しい時代なのでむしろ課題点は「政治」にあると言えるでしょう。

話しがそれました。それではどうやったら音楽家はロボットに仕事を奪われずにこれからも音楽の仕事を続けていけるのか?自分なりに考えてみました。

①強烈なオリジナリティーを形成する。

言うなればこんな曲はこの人にしか作れない!と言わしめるほどの楽曲を作れる人間になることです。意外なジャンルの組み合わせで曲を作れる人間や曲をパッと聴いただけで、この曲はこの人の曲だなとすぐに分かるぐらいのアイデンティティーがある人間はこの先まだまだ仕事が奪われることはないでしょう。ただインストの曲を中心に作っている人間となるとここら辺のハードルは高くなるかもしれません。

ロボットと音楽の話しは一切ありませんがオリジナリティーをどうやって作るか?
唯一無比な音楽家になるにはどうすればいいのか?そのヒントが書かれた本です。
ミュージシャン志望の方々は必読。特にフード理論の項目は一度は目を通してみるべきです。




②自分のそれまでの人生経験や体験を元にした歌詞をベースにした音楽を作る。

多分これはクローン人間の製造が合法的になる時代にならない限りロボットができる仕事にはならないでしょう。これからの時代はより「歌」の力が試される時代になるかもしれません。
この時代だからこういった歌詞を当てはめれば売れると考えて作る曲はこれからはAI、人工知能が勝手に作っていくでしょう。要するにマーケティングを重視しすぎた音楽というのはロボットに代替えされていく可能性もあるということです。

しかし自分がそれまでに体験した出来事や人生経験によって培われた価値観というのはその人だけのモノです。こればっかりはロボットでは代替えが効きません。人工知能が監獄にいた経験を活かして歌詞を書けるとは思えないですし、イジメにあった経験を元にしてリスナーから共感を得ることもおそらくロボットには出来ないでしょう。
なのでラッパーの人達やロックミュージシャンというのはもしかしたらこの先も仕事に出来る可能性がある人達なのかもしれません。両者ともたいがいは自分の経験や思い出を材料に音楽を作ってますからね。

他にもいくつか対策案はあるのですがいったんここで終わりにします。
割と音楽の世界というのは職人気質な人間が多いですから他の職業と比べたらまだ仕事が奪われにくい職種ではあります。
なのですが音楽で収入を得る方法というのはますます従来の方法では通用しなくなってきています。そこにロボットやAIが普及されるとダブルコンボでますますお金を得られなくなる可能性も考えられます。
ポピュラー音楽が誕生して半世紀以上経過しましたが今の時代が重要な転換期だと言えるかもしれません。一つ言えることは変化できる人間だけが生き残っていけるということでしょうね。では今日はこの辺で。今回のテーマはもう少し続きます。続編はまた後ほど。

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これ、何のサイトか知ってる人いますか?ここでは自動で作曲をしてくれて、youtubeに動画をアップする時にBGMが欲しいと思ったらここで作ってくれる訳です。なんという便利サイト…!!!
リンクはこちら。

使い方はいたって簡単。必要な項目をクリックして選んでいくだけです。
早速使ってみましょう。

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画面の背景が変わってますが矢印の下にあるForkと書かれた透明のボックス部分をクリックするとこの様にジャンルを選ぶことが出来ます。それぞれフォークミュージック、ロック、エレクトロニックミュージック、アンビエントの4つから選んでいきます。

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次はどのような曲調にするかを選んでいきます。こちらも簡単、矢印の下にある透明なボックスをクリックするとUPLIFTINGかMELANCHOLICの二つのうちどちらかを選んでいきます。年をとると嫌なことや辛い出来事によく出くわすので感傷に浸ることが多いです。なので右のMelancholic(メランコリック)を選びます。

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最後は曲の尺を決めます。最近は良い曲であっても長尺の曲は嫌われる傾向にあるぐらいリスナーの耳はわがままになってしまったので短く2分半でいきましょう。ラモーンズの精神でいきます。尺が決まったら青いボタンのCrreate my trackをクリックで完成です。この間わずか3分。

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完成したらこの様な画面になります。ド定番のメールアドレスとログインパスワード画面です。とりあえず登録は面倒くさいので右上の✕マークをクリックして消します。

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これで完成です。画面の真ん中にある森林の背景が作った曲です。リンクを貼っておきます。
うーんいい感じのピアノ曲になってます。しかも結構本物のピアノに近い音でクオリティーも高いですね…。皆さんも是非いろいろ試してみましょう。他のジャンルもやってみましたが中々よく出来てます。アカウント登録すればDLできる模様。しかもロイヤリティーフリーなので使える範囲は広範囲です。

こうやって見ると音楽の世界でもロボットが参入してきている時代です。そして何もかもが昔では考えられないぐらいコストが安くなり無料ともいえるコンテンツがポツポツと出来上がってきています。
それで問題になってくるのが仕事を奪われる人間側の方です。このことはまた後日書いていきます。では今日はこの辺で。実験的にかなり短くしてみましたがこれぐらいがいいのかな…?


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2015ワンマンフライヤー

ライブを見続けること3日目…最後はロックバンドGezanの代官山ユニットでのワンマンライブに行ってきました。Bug me tender…love me tenderのパロディーは言わずもがな。
そして何故かFinal Fantasy。締めくくりの意味も込めてって感じですかね。

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代官山ユニット到着。7月のAureoleのワンマン以来です。

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フロアに到着。前来た時より小さく感じましたが気のせいかな?
キャパ600ってあったけど500ぐらいだと自分目線では感じました。
たったの500かと思う人もいるかもしれませんが事実、ここでワンマンライブも
出来ずに解散していくバンドが90%を占めます。それがアマチュア・インディーズ音楽の世界。


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開演15分オシでスタート!!まだ彼らの楽曲を数曲しか知らない状態でライブも初拝見。なのでいつもだったらもっと前の方にいくんですがとりあえず様子見な感じで後ろの方で一部始終を見ていきました。

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このバンドは4人とも全員キャラがたっているのが魅力的です。この中の誰かが脱退すれば恐らくこのバンドは解散してしまうでしょう。それぐらい代えのきかない面子だけで構成されたバンドは自分にとって一種の憧れでもあります。
演奏もモッシュやダイブありでかなり勢いのある曲もあればスローテンポで轟音なバラード調で聴かせる曲もありと暴れるだけのバンドとは一味違う様を見せつけられました。言いたいだけのvoid聴けてよかった。マヒトがMCで「今日のライブでの光景や思い出を持ち帰っていらなかったらクシャクシャにまとめて捨てたっていいし、自分の部屋に飾っておくなり自由なんで代官山ユニット、今日はよろしくお願いします」。と言い放ったセリフがどこか抽象的だけど大らかさが漂っていて印象的でした。

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MCも最低限の内容だけ。笑いをとろうとする要素も一切ナシ。全てとは言わないけどストイックに音楽だけで勝負しようという意志が感じられた演奏に聴き入ってました。

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ライブも終盤に近づき、スローテンポから段々とハイテンポな曲こなしていき待ちに待っていた楽曲
School of fuckが演奏された時は脳汁でました。前列にいって一暴れしたかったんですが潰れてもいいような靴じゃなかったので冷静にモッシュとダイブが入り乱れる光景を見続ける。

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アンコール突入。マヒトがぶん投げたこのクッションは全感か君というgezan主催のレーベル13月の甲虫のマスコットキャラクターですがお客さんに弄ばれすぎて至る所にジャンプを繰り返していく中、無事ステージの下に帰還。

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最後のアンコール曲が終わった直後、マヒトが観客席にダイブ!!

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約1時間45分のライブが終了。全感か君がライブ終了のフロアを見渡していました。最近のロックバンドというのはミッシェル・ガン・エレファントやブランキー・ジェット・シティーの様な野性味やヤンキー感あふれるバンドは少なくなりました。そんな中このGezanというバンドはそれらの先人の後継者的バンドになるかもしれません。2016年には対バン出来たらいいなあ…。今回も良いライブを見て刺激をもらったぜ。ではでは今日はこの辺で。

なんと16日連続ライブを決行したこともある彼ら。その模様を記録したDVD+CDです。全感覚祭に行った時も思いましたが彼らの凄い所は音楽もそうですがかなりハードなイベントもこなす行動力とDIY精神なんだと思います。



School of fuckが入ってるCDはこちら。といっても中古でしか手に入らずな状態。ライブ会場にいったらあったんですがね…。



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クリトリック・リスのワンマンの次はあっこゴリラ主催のイベント「ドンキーコングvol.1」に行ってきました!
平日にも関わらずオープンが16時半。スタートが17時という鬼畜の所業ともいえる早めの時間にスタート。DJ四捨五入見れず。17時半ぐらいに渋谷Gladに到着。お目当てはDotama,狐火,テンテンコの3組。


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11月に池袋ルイードで初拝見してからまたまた見にきました。笑うMCことDotama!!
途中から見たので多分やったであろう音楽ワルキューレが聴けなかったのは残念。
AWA Musicで配信曲を聴く様になってからライブでの印象も変わるし感情動かされますね。
イオンモール聴けてよかった。

そして以前にも披露したフリースタイルラップ!!ガメラと醤油、狐火
その他諸々テーマを観客に決めてもらってのラップは関心します。何小節やったんだろ?少なくとも16小節以上は即興でラップしてました。
瞬間瞬間に言葉を即座に選んでラップをするっていうのは楽器の即興演奏と同じぐらいエキサイティングで緊張感が半端ではなかったです。「狐火という名前を変えてFireFoxにしろ!」最高のパンチラインでした。

CD不況の現状をカッコよく、そして面白おかしくラップした「音楽ワルキューレ2」やファーストアルバムを越えられない現状を歌にした「名曲の作り方」。地元の街をテーマにした「イオンモール」などパンチの効いた曲がズラリと並んだ名作だと思ってます。Dotamaさんの曲はヒップホップに抵抗がある人や苦手な人にこそ響きます。日本語ラップはここまで進化しました。



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もう何回見たのか分かりませんが今日も見にきました。脱サラしたという点ではスギムさんと同じ立場のラッパーの狐火!!この人が出演するイベントは他の面子も好きになる機会が多いのですが共演者に恵まれてるなと思います。
他の出演者が割とアゲアゲな音楽を演奏していく中、暗黒社会のリアルをラップしていく様はやはり唯一無比で逆に引き立ちます。この姿勢はパンクだと思ってます。

社会での生き辛さや仕事の憂鬱さを歌にした狐火さんのラップにはリスナーを共感の渦に巻き込む力強さがあります。歌詞のディティールの細かさは人の感情を突き動かしますね。自分もそれでファンになった一人。



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フィーチャリングでテンテンコさんも交えて一曲披露。初めてこの曲を聴いた時は意外性があってまさかこの二組が一緒に曲を歌うというのは予想だにしなかったので驚いたモノです。観音クリエイションさんの作ったトラックも軽快で少しオシャレ気味なサウンドで小気味良かったです。

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名前は知ってましたがここで初拝見。エレクトリックリボン。アイドルのライブを見るのはO-nestでテラシマユフを見て以来ですがアイドルのライブは開始から終了まで一つの作品としてパッケージングされてる感が非常に強いなと改めて実感。

ジャンルは違えどこういう点は勉強になりました。MCをしていても音を止めず、曲が終わったら即座に次の曲をスタートする点や衣装一つ見ても誰がこのグループの核になってるのかも分かりやすくしてるし…うーん何か考えさせられました。トラックも確かメンバーが作っているらしいのですが正にキラキラな電子音が飛び交う王道的なアイドルグループというのが自分の感想。

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続いてまたまたアイドルグループ「Stereo Tokyo」名前も全く知らなかったし始めはバンドかな?と思ったんですがまさかのアイドル。多分今回のイベントで最も最年少のグループだったかなと。
EDM×アイドルポップという料理で例えるならカツカレー的な。美味しいものと美味しいもの両方混ぜた様な…感じ。

とっても若々しくてアゲアゲな曲連発で激しいダンスを披露してました。EDMは家や街中で聴く分には全然面白みも何もないくらいつまらない音楽なんですがこのジャンルはライブで真価を発揮するんだとようやく分かりました。

強烈なキック音とけたたましいシンセサウンドとアイドルが混ざったライブはお客さんも相当盛り上がってました。不覚にもちょっとカッコいいかもと思ってしまった瞬間がありました。この熱気をヒップホップとかポストロックにもあったらめちゃめちゃ面白いと思うんですがねぇ…。最初から最後まで聴きましたが何曲かはかえってバンドで人力演奏した方がいいんじゃないかな?と思える曲もあったりで。
ただですね…EDM特有のあのスネアドラムがスタスタスタスタダダダダダダダダダーーーーーッとなってからの4つ打ちアレンジ…あれは何回もやられると流石に安っぽくなるので一曲のうち2回ぐらいでちょうどいいです。あんまり繰り返されるとくどくなりますね。

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さあここからヒップホップステージに戻りました。静岡出身のラッパーKMC!!ハスキーでドスのきいたオラオラ系ラップでした。狐火とは完全に真逆なヤンキースタイルもこれはこれでカッコよかったです。
あくまでイメージですが大阪の八百屋のオヤジ店主かのごとくまあよく喋ること喋ること。アイドル系の出演者が終わった後、物販にお客さんが流れてしまっていた状況のなか「もっと皆前に来い
よ!!ドンキーコングvol.1みんなで楽しもうぜ!!」
というMCが熱血感があって素晴らしかったです。グッときました。

MCで自己紹介する時に韻を踏んでラップするのはGOODな手法ですね。よくアイドルのメンバー紹介でお客さんとコール&レスポンスしていくのはよく見られますがそれをヒップホップの分野で上手く消化してたのが印象に残りました。どうでもいいんですが生まれた年が自分と同じで少し親近感が湧く。生粋のB'z好きなのも好印象でした。

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お目当ての人です。5月の渋谷wwwで行われたブタゴリラ以来これで二回目。テンテンコ!!
元BISの方なんですがそんなことも知らずに狐火と共演したこの人の音楽ってどうなんだろう?と思って彼女のソロ曲であるGood Bye Good girlを聴いた瞬間イントロ開始3秒で好きになりました。ライブで聴けなかったのが惜しいんですがね…。

それでもこんな間近で見ることが出来て本当に良かったです。野坂昭如の黒の舟唄をカバーする20代の女性アーティストというのは初めて見ましたが衝撃的でした。実に良いセンスです。アイドルグループにいたとは思えないぐらい良い意味でダークな世界観を演出してました。

是非とも何かのイベントで呼びたいし共演したい…おこがましいかもしれませんが今のところフィーチャリングしたいと思う女性アーティストNo1候補です。パフォーマンスは素晴らしかったんですが歌詞が聞き取りにくかったのが惜しかったですね…。どこに立ってるかで聞こえてくる音響も違ってくるんですが。ソロでのライブはこれで二回目なので次はバンド形式やグループでライブをするテンテンコも見てみたいですね。

イントロが流れた瞬間から一気に80年代にタイムスリップ出来ます。ジャケットの絵柄も最高です。 どこか懐かしい感じがするアレンジで昔よくこんな曲耳にしたなあと思わせてくれる楽曲。あえてこの時代に この曲調でリリースする発想に惹かれました。20代後半から30代後半にはたまらない曲。



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今回のイベントの主催者もといゴリララッパーのあっこゴリラ。予習一切せずに初めて見ましたがエネルギッシュすぎです。ヒップホップ界の篠原ともえになれるかもしれません。実にパンキッシュな女性ラッパーでオラオラスタイルでした。通常、ライブには転換時間があるのですがバンドメンバーがセッティングしている間、1MC1DJでヒップホップ形式でライブ。お客さんを待たせず飽きさせないやり方は正直上手いなと思いました。しかもリズムに乗りまくりで早口なんだけど何を言ってるのか聞き取れるという完璧さ。こちらの記事でも女性ラッパーNaomyを紹介しましたがヒップホップ界でも女性の躍進ぶりはすさまじいですね…。男子…ちょっと押され気味です…。

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狐火さんとの共作曲も披露。狐火さんも若さについて行けなくて疲れたのか若干しんどそう…。
でもこの瞬間2人のラップでお客さんのテンションは激上がりでした。この曲は狐火さんのニューアルバム「32歳のリアル」に収録されてるので購入して聴いてみます。

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バンド形式でのライブスタート。ラップでバンドやるって結構大変だと思うんです。周りの楽器音に消されてラッパーの歌詞の内容が聞き取れなくなるリスクもありますから。でも今回のあっこゴリラのライブはそんなこと全く気にもならないちょうど良い音量でした。自分の兄の事を歌った「お兄ちゃん」一休さんをDISした曲「ハゲ」などコミカルだけどイルなラップが炸裂。割とシンプルな言葉選びをしている…様にも見えたので歌詞も伝わりやすくブラコンぶりが十二分に伝わりました。

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そして来年の3月に恵比寿Baticaでワンマンライブをやるらしいんですが何と17時から22時の5時間ライブ!!Tha Blue Herbですら長くて2時間半から3時間なのにラップで5時間は前代未聞。
うーんちょっとこれは行くかどうか迷うぞ…。彼女の事を全く知らなかった自分ですが興味が湧いてきたのは事実。すごいぞあっこゴリラ。君はバイタリティーの塊だ。多分ラッパーで5時間ライブした人っていないんじゃないかな…。彼女はある種の伝説作るかもしれませんね…。

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最後は応援に駆け付けたラッパーも含めてのオープンマイク。ラッパーってこんなにいるんですね。東京は広い。平日のイベントで時間帯も早めなのにお客さんも沢山きてて素晴らしいイベントでした。ゴリラの力は偉大なり。そんな事を感じさせた夜でした。日本のヒップホップシーンは確実に面白くなってきてますね。では今日はこの辺で。

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今年はあとこれ一本のみ!!

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