無名音楽家アブロニカの戦慄なリアルと最前線

ヒップホップ・ポストロック・エレクトロニカを主軸にしたラッパー&トラックメーカー、アブロニカのこれからを赤裸々に書き綴り。 日本中の90%を占める底辺音楽家のリアルと実情、日々思うことを書き殴ります。まれにDISリスペクトな記事あり。 無料の楽曲DLが受け取れるフリクルメルマガ配信中 http://frekul.com/artists/profile/call-it-anything

2015年11月

このブログは音楽系に該当するブログなのに定番系カテゴリーでよくある「おすすめ音楽」みたいな記事が一つもなかったのはおかしいので今日からこっち系の記事も書いておきます。
エレクトロニカだとかポストロックがルーツな自分が一押しする人、第1弾は意外や意外にそんなジャンルとはかけ離れたメジャーな人です。

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反町隆史です!!
俳優として有名ですが今の10代や20代前半の若い人は彼がミュージシャンをやっていたのを知ってる人はどのぐらいいるんでしょうかね…。そんな彼の持ち曲で有名な曲が「ポイズン」である。

ニコニコ大百科ではネタ的な扱いをされてるけどはっきり言ってこの曲は本物の名曲ですよ。
ネタを抜きにしても説得力が半端じゃないんです。
イントロがU2のWhere the streets have no nameに似ているとかそういうこと言わないように。
まずはイントロのギターのフレーズ。この程よく歪んだジャキジャキサウンド…思わずギターキッズがコピーしたくなる様なフレーズがたまらない。
しかも難易度はそんなに難しくない。それでいてカッコいい。なんてことだ。まさにギターリフの理想形と言える。
Aメロの途中で導入されている高音部を使ったカッティングもいいスパイスになっています。


ここからが本題。何故この曲が名曲と言えるのか?
楽曲の構成はイントロ→Aメロ→サビの流れを2回。その後は間奏。最後はサビのフレーズを数回繰り返してエンディング。いたってよくある構成で珍しくもなんともない。
コード進行も数多くの楽曲で使われている進行で真新しさも斬新さもありません。
この曲を名曲たらしめているのは反町自身が作詞した歌詞の内容にあるんです。
曲全体の歌詞の流れがスムーズな流れで物語性を演出しています。引用してみましょう。Aメロから。

いつまでも信じていたい
最後まで思い続けたい
自分は生きる意味があるはずと

冷めた目で笑いかけてる
魂を侵された奴
涙を流す痛みはあるのかい?
自分がイメージする理想像を描きたいという願望がある=現状の説明から始まっています。
後半部分では生きる意味を探すことを否定した人達へのメッセージ=問題提起と現状の悲しみを表現しています。言い換えると、①自分の理想像がある→②だけどそれを笑ったり、追い求めるのを諦めた奴がいる。ここまでがAメロの流れです。さあ!ここからサビになります。

言いたい事も言えないこんな世の中じゃ POISON
俺は俺をだますことなく生きてゆく OH OH


まっすぐ向きあう現実に
誇りを持つために
戦う事も必要なのさ
サビ部分で「世知辛い世の中であるからこそ自分をだますことなく生きていくんだ」という強い意志が込められた内容になっています。2番以降の歌詞は割愛します。本質的には一番の内容と言いたいことは同じだと解釈出来るので。
この歌詞から分かることはいったん暗い要素を歌詞にもってきてサビで救いのある内容にするとそのサビ部分の魅力が倍増するという事です。
歌の始まりからいきなりサビの歌詞をもってきても内容の伝わり具合は半減するでしょうし、始めから強めな主張を展開してしまうとリスナー側は疲れてしまいます。
この曲はサビの部分で自分が最も伝えたいことを表現していてなおかつその前段階でワンクッション置いているから名曲になったと言っても過言ではありません。
理由はまだあります。ポイズンという言葉を選んだセンスの良さです。この曲がリリースされた時は1998年。この時代にポイズンという単語は邦楽ポップス/ロックの世界では当時あまり使われていなかった言葉です。(今もつかわれていませんが…)
この使用頻度が低い単語を使ったこともヒットした要因の一つでしょう。長めのメロディーラインの後に短めのフレーズをもってきて強調しているアレンジ面も一役買っていますが。
しかしこれらの要因以上にこの曲の凄い所は2015年に聴いても共感できてしまう歌詞だというのが末恐ろしいんです。だから名曲なんですよ。17年前の曲なのに…。完全に時代を先取りしてますね。
SNSで炎上したネットの住民やタブーな発言をしてテレビ業界を干された人達のことなんかモロに当てはまってるじゃないですか。
過小評価されがちですがこんな長い年月を経ても色あせない楽曲を残した反町隆史は素晴らしいミュージシャンだとしか言いようがありません。
では今日はこの辺で。

正直、この人の行動力は凄い。馬鹿としか言いようがないけど…。どこまで生活できるんだろう?
石川県の実家で絶賛NEET生活をしながらブログで収入を得ることを目標としていた男、それがこの
「宮森はやと」という人物である。

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プロフィールの記事がありました。
この人とは去年の10月か11月くらいにリバ邸六本木で行われた肉会でちょっとお話したことがありました。
まあ向こうはもう覚えてないんだろうけど。その時は政治家を志望していたのですが色々理由があって挫折。政治家になる事をやめてプロブロガーを目指している模様。関係ないけどこの名前入りのTシャツって意外と便利そうでいいんですよね。すぐに名前を覚えてもらえるだろうし初対面の人向けに一枚自分も欲しい…。
そんな彼のブログから面白い記事を発見。
宮森はやとは実家暮らしに限界を感じて全財産1万3千円で東京に移住しました!

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普通の人はこんな決断は出来ません。「ある一定の貯金が貯まったら…」とか
「上京しても住むところも仕事も見つけられなかったらどうしよう…」と考えて二の足を踏むでしょう。
しかし彼は上京を決意しました。何故、無謀な状況で東京に移住したのか?ブログで収入を得るべく毎日ブログを更新していた彼はこう考える様になりました。以下、引用。

実際にぼくは実家で引きこもりながらブログをかき続けることに限界を感じていました。そのぼくの心の状態がブログの記事にも滲み出ていたのです。

 

たしかに石川県の実家でブログをはじめた当初は「勢い」で記事を量産できていました。

しかし、時間が経つにつれてその勢いもドンドン無くなっていきました。

 

どこに原因があるのか?と自分に問いた時に、それは「ぼくがずっと家に引きこもって家族以外の人とほとんどコミュニケーションをしない環境を選んでいるから」です。

毎日同じような日々を繰り返して、同じような風景ばかり眺めて、社会と断絶した変化のない日々では創造的な活動を続けるのは困難です。

これには本当に共感。自分も2011年から2014年の夏ごろまでは実家の方で楽曲を作ってはネット上に発信する活動をしていましたが家族としかコミュニュケーションをとらない環境というのは必ずどこかで行き詰る時がやってきます。
音楽で例えるならば、その時の最先端の音楽の情報を知ったり共有しにくい。ネット上だけの付き合いになり人間関係が希薄になりやすく共感が持続しない。
周りに音楽仲間がいないからイベントにも誘ってもらえない。将来について家族と喧嘩や水掛け論に時間を費やしてしまう…それが創作活動に悪影響を与えかねない…
などなど。
人にもよりますが実家暮らしという環境は生活費の節約と居心地の良さ、これらと引き換えにその人自身の成長や行動力を止めてしまいます。
それはやがて変化を恐れて何も成長しないまま歳だけとっていって気づいた頃には時既に遅し…な結果になってもおかしくないのです。ついつい現状維持のままを望んでしまうから。
宮森さんも何かしらの焦りや危機感があったのでしょう。こういった瞬間に行動出来るか出来ないかではやはり
行動できる人間の方がいい人生送れるんじゃないかなと思うんです。いい結果になろうが悪い結果になろうが。
結果以前の問題で行動に起こせることが大事。別の項目を引用しますが良い発言をしています。

ぼくは今、全財産1万3千円しかありません。でも、お金が無いことを言い訳にして行動しないのは辞めようと決めたので、直感で動くことにしました。

東京でどうにかして生きていきます。


 とりあえず「オマエ住む場所はあるのか?」という話だとおもうのですが、それは決まってますのでご心配なく。

パンチライン炸裂です。ここで実際お金がなくても東京で生活できる様になったら中々行動を起こせない人達へのロールモデルになれるかもしれません。プロブロガーになれなかったらそっち関係のパイオニア的存在になればいいと思います。身勝手ながら。

一体彼はこれからどうなるのか?ちょっと前例がないタイプの人間なので先が知りたくなる人物の紹介でした。

では今日はこの辺で。


知ってる人は知ってるかもしれませんがこれ何だと思います?
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アコースティックギターに貼られたどことなくエレクトロニクスな雰囲気漂うシール…
これ実はアコギに装着できるmidiコントローラーなんです!!
弾き語りでアコギ一本なスタイルでDTMが苦手な人向けに説明するとmidiコントローラーとはDTM上で用意されたシンセサイザーの音色の変化やエフェクト処理を楽器を操るかのように操作できる機材です。
例えですがゲーム機本体とゲームソフトがPCとDTMソフトだとするとゲームコントローラーが
Midiコントローラーです。
大体こんな風な形が一般的です。
ライブ上でMacbookとにらめっこしてる人はこういった機材をリアルタイムで操って楽曲に変化をつけてライブ感を演出してるわけです。
今まで何らかの楽器につけて操作できるmidiコントローラーは恐らく、自作でもしない限りありそうでなかったんですがいよいよ実現が迫ってますね。めっちゃ可能性秘めた機材であることは間違いないでしょう。
という訳で動画を見てましょう。


カッコよすぎ!!
デザインのセンスも素晴らしいですしこれをライブでやったらインパクト残せるでしょうねぇ!
チュートリアル動画もあります。


パッド部分にループ音やワンフレーズ、ドラム音などをアサインしていきます。ここら辺は通常のDTMと変わりません。慣れてしまえばすぐに使いこなせるでしょう。
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こういった目新しい機材は早い者勝ちでまだ知られていない状態で使ったら注目浴びれること間違いないでしょう。ちょっと練習量が必要になるかとは思いますがこれはちょっと欲しくなるなぁ…。これが普及したら弾き語りのイメージはギター一本で静かめな音楽というイメージが変わるでしょうね。まあそこは使い手次第ですが。
それこそ割り当てる音色は何でも良いので生活音や声ネタを入れまくってギター演奏をBGMにリアルタイムでドラマを演奏してみても面白いかもしれません。

興味が湧いてきたけどどこで手に入るの?

この商品は数か月前からクラウドファンディングサイトのキックスターターにて発表され、目標金額の
40000€(日本円で約530万ほど)を余裕で飛び越えて現在、なんと約240000€!!(日本円で3000万クラス!!)まあこれだけ面白い商品となるとそれぐらい食いつくでしょうねぇ。目標金額はクリアしたので恐らく来年には発売されるでしょう。日本で発売されるかどうかはまだ分からないので外国から購入するかキックスターターから出資して手に入れるか。
何にせよ機材の進歩というのは新しい音楽や表現のスタイルというのを促進させますからね。これからはどんな商品が開発されていくのか?機材に対する興味は本当に尽きません。
ではでは今日はこの辺で。

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写真はリハ中の模様です。
いやーやっと終わりました!!12日、14日、16日と一日置きの連続ライブ活動が!!!!
16日の江古田フライングティーポットにて行われたライブレポです。
主催の中野さん主催のイベント「
retro high spec box vol.4」に呼ばれて出演してきました。
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主催バンド、retro high spec。ギターとジャンべとシーケンスシンセの即興演奏が
空間を支配。まったくぶれない安定感がどっしりとしたフェンダーサウンド。約50種類の音色があるのか!?というぐらいの手数多めのジャンベ。下地を支えるシーケンスシンセドラムの融合具合が素晴らしかったです。
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続いて中野さんのソロ形式であるsatorumagical。こちらはジャンべとDTMソフトでの即興演奏。
思わず体を揺らしたくなるジャンべの音色が良かった。途中でPCが不具合になったので
早めに切り上げたとのこと。でもこういうのって意外と自分にしか分からないんですよね。
よほど外れた音程やリズムでない限り思った以上に観客はミスだと気づかないものですから
もう少し尺長めでもよかったかなと。
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正直この日でのベストアクトは彼だと思ってます。monotoy!テーブル上に居座るMPC,カオスシレーターとカオスパッド、BOSS製のループステーションを一緒くたに操りシーケンス一切なし!自らループを構築して音色を重ねては引いたりとアグレッシブなパフォーマンスに思わず関心してしまいました。hifana好きな人とかハマるでしょうね。
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カラフルでスピーディーな臨場感のある映像とラップトップ、ギター、テルミン
ドラムスとマイクと縦横無尽に展開を変化させたパフォーマンスが凄かった
chinaproveさん。VJの映像とスペーシーサウンドのマッチ具合が宇宙を感じさせました。
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オープニングアクトで自らのギター教室の生徒さんとライブを行った

ichizaemonさん。ギターを弾き続けて39年。艶のあるクリーントーンと
程よく歪んだオーバードライブサウンドが心地よかったです。カフェでのライブに
合ったギター1本でスローな演奏で理想的な終わりを演出していました。

ライブを終えて…
重い機材を背負っての移動は本当にハードでしたがその分濃密で楽しい瞬間を過ごせました。
少しづつではありますがラップミュージックの反応も良くなってきた感じ。

少し話しは変わりますが、この一週間のライブ活動を終えてちょっと思ったことがあります。
新宿アンチノック、よろずや駒沢、江古田フライングティーポットの三か所でのライブは実は…
通常のライブハウスにあるノルマシステムはありませんでした。
普通月に3回ライブハウスでライブをするとなるとソロ形式で3万5千円ほど。
バンド形式で6万はかかります。

お客さんが10人~20人来れば負担は大分減るのですがコンスタントにそこまで動員できるバンドはほとんどいません。ライブハウスのノルマシステムについての記事はこちら。

「前編」・ノルマ地獄の実態を晒す。9割のアマチュア・インディーズアーティストが抱える赤字問題

「後編」・ノルマ地獄の実態を晒す。9割のアマチュア・インディーズアーティストが抱える赤字問題
比較しますが今までのライブハウスでやるライブよりこの一週間でのライブの方が盛り上がっていたしお客さんも少ないながらも来客してくれました。
しかしお客さんの数が少なくても会場の規模が小さいのでライブハウス特有のガラガラ感の寂しさなんてのもまったく無く、高いノルマ代を払って観客0のライブハウスで演奏するより楽しかったのは言うまでもありません。
もちろんそれは主催者の並々ならぬ集客努力があったからなのはもちろんの事ですが。ライブハウスに出演しまくるのもどうかな?という考えが芽生えた一週間でした。
ライブハウス周辺の状況は昔と違って自ら行く人というのもほとんどいないでしょう。それでもライブハウスが動員力のあるアーティスト以外の無名なミュージシャンにとって存在する意味について考えてみました。


ライブハウスは出演者同士を繋げる交流の場所と化している。
今回のイベントはよろずや駒沢意外、ライブハウスで出会ったことがきっかけで参加できたイベントでした。
ライブハウス側を一方的に批判しても何も生まれないことを考慮した上での自分の考えですが
平日のイベントのほとんどはガラガラ状態で出演者同士でしか盛り上がっていない様に思えます。お客さんをまったく呼べない自分にも非はあるんですが…。
となると出演者同士でしかコミュニュケーションをとれなくなり実質、ノルマ代を払って人脈作りをしている様な場所になっている。これが現状ではないでしょうか?


いっそのこと出演者の交流イベントを定期で実施した方がいいのでは?
どこの会場でやったのか忘れてしまったけどお互いにライブを見てもらい、どこが良くてどこが改善点なのかを議論するイベントがありました。これは純粋なお客さんを完全に無視したイベントだ。でもノルマ代を請求して一言二言アドバイスを助言して終わりといったイベントよりずっと充実してると思うし、先の将来につながるはず。ライブハウスだからと言ってライブだけしなくてはならないなんてことはないでしょうし。

これ以上話すとより無駄に長くなるので今日はこの辺で。ライブハウスとノルマ制度については不定期ではありますが取り上げていきたいテーマなので今後も思うことを書いていきます。

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ドーーン!!
先日、すき家には裏メニューがあるという情報を聞いたのでさっそく行ってみた。
それが牛丼のキングサイズバージョンです。
本当にあるのか?と思って色々調べたんですが何と全店舗で注文できるとのこと。
もちろんメニューには書かれておらず知っている人にしか分からない。
しかしマニュアルには作り方があるらしいので注文しても断られることはないかと思います。
量的にいったら牛丼の並盛サイズ6杯分に値するそうです。

食べること約10分~15分後…
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完食!!
右のお椀は知人が食べていた並盛サイズの丼。これで幾分かは
量の多さが分かるかと思います。食べても食べても減らないという話もきいたのですが意外と
すんなり食べきれました。ただ食後はさすがに二日、三日は牛丼食べなくてもいいやと思いましたが。これを食べきったらその日はもう何も食べる必要がないぐらいの量。たまらんでした。
気になるお値段は1140円。まあ少し高めですが納得のいく値段かと。
音楽やっている人間は基本赤貧ですからこういうサービスは嬉しいですね。また食べてみます。
牛丼をとにかく腹いっぱい食べたい!という人は是非とも勇気をだして注文してみましょう。
短くなりますが今日はこのへんで。


ライブスケジュール(一日おきのライブもこれで最後!!)
11月16日 江古田フライングティーポット
レトロハイスペックボックスvol.4
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チケット予約はokcomputer1969@yahoo.co.jpまで氏名と枚数を記載した上でメールを送信してください。

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