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大多数の人達はライブと聴くと武道館やドームクラスの会場を思い浮かべるかもしれない。だけど、200人も入ればパンパンになるライブハウスこそが一番会場数が多くて、一番ミュージシャンの人達が演奏している場所なんです。

出演者しかいないライブイベントは珍しくない。
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ほとんどの人がイメージしている、それか行ったことのあるライブハウスの雰囲気というのはお客さんが満員でワーワー叫んだりしているシチュエーションではないでしょうか?ぶっちゃけそういうイベントは1ヶ月の内の数えるほどというのは珍しくありません。

正直、平日のイベントでお客さんを10人も集められるアーティストというのは本当に…本当にごくわずかです。5~6組のバンドが複数出演するイベントなんかでもせいぜい2,3人というのがまあ普通って感じです。

自分の知り合いに音楽をやっている人がいる場合だと、初回や2回目のライブには足を運ぶでしょう。だけどそれ以降、行こうと思いますか?

そうなれば新規のファンを獲得出来ずに、急降下していくというパターンが非常に多いんです。そして集客が見込めずに解散…そんなケースはごまんとあります。
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ライブハウス側もビジネスとしてやっていく以上、お金が必要になるのでチケットのノルマ枚数というのを出演者に課す訳です。

なので、あれだけきらびやかに楽しそうに演奏している音楽家の裏側にはお客さんを集められなかった場合、一回のライブに3万から2万円ぐらいは払っているんです。

逆にお客さんをノルマ以上に集められたら純粋に売り上げの利益がアーティスト側に入ってきますが、そこまで到達出来るころには、もう売れ始めている…ブレイク間近!という位置にいると言っても過言ではありません。正に…タイトル通り10人も呼べたらそれだけで大事件なんです。

よほどの物好きじゃないとやらないと思いますが、試しに社会科見学のつもりで全く知らないバンドのライブに足を運んでみてください。これらの事実が嘘ではないことが分かるはずです。

ライブハウスとアーティストの相手はお客さんだ。
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こうなるとライブハウス側に対するDISが来てもおかしくないんですが、ライブハウス側も正直儲かってるとは思えませんし、割とカツカツな状態でなんとか経営しているという場所がほとんどなのでは?と感じてます。

理想論だと言われるかもしれませんが、ライブハウスVSアーティストという構図でバトルを展開していていも意味がありませんし、そもそもこの2者の本当の相手はお客さんです。なのでお互いに協力して、両者の理想とする到達点を目指していくというのが好ましい形だと言えます。

何故、ライブハウスにお客さんがこないのか?それについては複数の要因がありますが、まとめると「お金」と「情報」…この2つをクリア出来れば状況は変わるのではないでしょうか?ライブハウスに一回行けば、大体2000円~3000円はかかります。

ハッキリ言えば自分が全く知らないアーティストに対して払える額ではありません。誰も好き好んで興味がない音楽を聴くために、うるさい場所に足を運んで、わざわざ暗い場所で飲食を楽しもうなんて思いません。逆に考えると、お金が安くすんで、知っているアーティストのライブだとしたら行く人はいるはずです。

ここで「情報」がキーポイントになってきます。そのアーティストを既に知っていて、好きな音楽をやっているという状態が簡単に手に入ると、今の閑散とした状況から回復できるのではないでしょうか?

こればっかりは演者とライブハウスだけでは解決できない要素。そこをIT技術が解決してくれる…これが今の時代の理想的な戦術だと思います。

SNSやアプリ…これらはもはや現代人には必要不可欠なものとなっています。もちろんそれらを使って集客しようとしているアーティスト達は珍しくありません。

しかしここで一歩先を行くために必要なのが拡散力になってきます。この拡散を人間ではなくAIがやってくれると良いんですがまだ発展途上なのが現状です。

AWA MusicやSpotify…インディー系で言えばLumitなどストリーミングアプリが該当しますが、まだまだライブハウスという現場とリンクしている訳ではありません。これらのアプリがどれだけ進歩を遂げるかが、ターニングポイントになると思うんですがね…。

という訳で、ライブハウスの現状についての記事でした。ライブハウス…好きなアーティストを見に行けるだけでも楽しい場所なんですが、敷居の高さがあるのは昔から変わりません。

徐々に敷居を低くして、カフェやカラオケ感覚で楽しめる様になればいいんですがね…。では今日はこの辺で。