キャプチャ
まずはこの画像を見てほしい。車に乗って道路を走ってて、こんなパン1のオッサンに出くわしたらどう思うだろうか?念のために言っておくが、彼は犯罪者でも変質者でもない。年がら年中この格好でいるが音楽だけで飯を食ってる正真正銘のミュージシャン、その名もクリトリック・リス。

名前がズルい。卑怯すぎる。ちなみにこの動画はあくまでMV撮影の一環として行われているが、こんなヒッチハイクをする人は恐らく海外でもいないと思う。しかもこの後なかなか車が捕まらず、監督と喧嘩したというエピソードも面白すぎる。


代表曲でもある「バンドマンの女」。一見すればただの下ネタにまみれたコミックソングでしかない。だけどバンドや音楽をやったことのある人ならよくよく聞くと心にグッと来ないだろうか?ライブハウスでありがちな光景をディテールを細かくした歌詞が吐き出されていく。…そしてチープな打ち込み音というこのミスマッチさが実にたまらない。

何が凄いってこの人自体がバンドをやったことがないのにも関わらずこんなリアルな歌詞を書けてしまうという妄想力の強さ。意外と見ている立場にいる人の方が共感する歌詞が書けるのかと疑ってしまう。笑えるんだけど泣ける…こんなキャッチコピーを掲げられるアーティストは彼以外に知らない。

ブログのタイトル通り、47歳という年齢でソニーからこの曲をリリースすることが決まっている。36歳で音楽経験一切なしの状態から、この年齢でデビューするなんていう話しは日本の邦楽史の中でも多分初かもしれない。しかもこの内容…よくOKサインがでたなと思う。甲本ヒロトの耳に届く日は近い。彼ならむしろ笑って許す展開しか思い浮かばない。

これをメジャーのレーベルでリリースする事自体がもうパンク。ぎゅうぎゅうの夜行バスに揺られ、たった30分のライブの為に往復14時間の移動を繰り返すこのオッサンのバイタリティーもとんでもないけど、この曲は間違いなくクリトリック・リスにしか歌えないパロディーソングの名曲。
jpg large
そんなパン1スタイルな47歳のオッサンが何と代官山ユニットでワンマンライブを決行する。去年の今ぐらいの時期には渋谷wwwでワンマンライブをやってソールドアウト。そして今度はよりキャパが広くなったユニットという場所でライブをするのだから着実に進歩している。

最後に言っておく。人生で一度はこの人のライブを見ておくべきです。仮にライブを見てつまんなかったとしても3300円分の損害でしかありません。ハマる人にはとことんハマります。

10月に山下達郎のライブを見ましたが、ジャンルは違えども互角とも言えるライブをしてくれる人ですからマジで必見。達郎orスギムと言っても言い過ぎではありません。マイク一本と小さなmp3プレイヤーだけなのに全く退屈させません。下ネタのナポレオン恐るべしです。彼がMステ出る様になったら、間違いなく邦楽界は変わる。では今日はこの辺で。