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人を褒めるのが苦手な日本人は何か良い結果をのこした人に対してついつい減点法で評価することが多いでしょう。音楽で言えば「この曲凄いカッコいいんだけどベースのフレーズ何とかした方が良いね」とか「良いメロディーラインだなあ。だけどもうちょっとボーカルの高音さが欲しい」といった具合に。仕事をしている人達が精神の疲労を訴えているのが顕著になっている今の時代、減点法で人を評価することは今の時代に合わない方法ではないでしょうか?

加点法で評価することの重要さとは?

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では加点法とはどんな褒め方というと、元からある要素にプラスαで更に評価するという方法です。またもや音楽で例えると「この曲すごいカッコイイね。ベースのフレーズをこうこうしたらもっと良くなるよね!」または「メロディーラインが凄く良いね。だけどここにボーカルの高音さが目立つとより良い曲になるね!」という具合です。

要するにマイナスな部分を粗探しないことですね。どんなに完璧な作品やパーフェクトな結果を叩き出す人がいたとしても連戦連勝という人はほとんどいないでしょう。減点法というのはどこかで人間の精神面に限界をきたすのだということが如実に見えてくる気がします。

昔はそれこそ黙って俺についてこい的な教師や大人が叩いて怒って伸ばす教育が主流でしたが資本主義経済に振り回されて社畜と化している社会人や、未来に希望がもてない学生なんかは叩かれても伸びるほど心に余裕がもうないんだと思います。今こそ人を評価する時は加点法をベースにして評価する時代です。

自分が作りこんだ作品を減点法で評価されても伸びにくい。
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別に作品だけでなくテストの答案や会社のプレゼン用の資料や試作品など自分の手で作りこんだものなら何にでも言える事ですが、頭を捻りながら限界まで突き詰めて作った作品でも必ず穴というものはあるものです。

褒めてはいるけど重箱の隅を突くような発言をされた時…人というのはもっと頑張ろうというよりげんなりする感情の方が優先されるのではないでしょうか?だってそれ以上頑張れないと思ったら人はだらけるしかない訳ですし。よほど好きな分野でない限りは…。

あとはやっぱり結果より過程を褒める点がめちゃ重要ですね。スポーツでも音楽でも文学でも結果をコンスタントに出し続けている人は総じて過程を褒めてもらった人達です。この話しの詳細はこのブログでも何度も紹介している「やれば出来るの研究」に30年にわたる実験結果も含めて事細かく書かれてあります。気になった人は要チェックです。では今日はこの辺で。



勝間氏の和訳が超ダサくて普段の自分だったら絶対買わない様なタイトルですが褒め方と努力は密接なつながりがありますからね。最近ちょっと気になる本。