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長い期間を経てようやく完成したあなたのアルバム音源…きっと憧れのアーティストや自分の好きなプロデューサーに渡したいと思うだろう。今でも覚えてるのは地元にいた時にZazen Boysのライブを見に行ったついでで向井秀徳に渡したり…(向こうから握手してくれたのは純粋に嬉しかったなあ)

作曲コンテストの会場でクロノシリーズやゼノギアスのサントラを手掛けた光田康典氏にも渡したり…まあ色々です。こういったPR活動は決して無駄ではありませんし、ライブ会場やオーディションに行く際は必ず自分の音源を持っていて損はありません。しかしここで気を付けなければいけないことがあるのです。

ただ音源を渡しただけでは大半の人はあなたの作品を聴くことは無い。
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人によっては衝撃の事実かもしれませんが大半はCDを渡されてもどうしていいか分からず結局放置されてお互いに何もアクションがおきずに終わることは珍しくありません。もちろん新人発掘を担当している人なんかはキチンと聴いてくれているものですが…。

平井堅なんかは下積み時代の頃に桑田佳祐の自宅ポストに自分のデモテープを入れたというエピソードがありましたが肝心の桑田佳祐はロクに聴きもせずにそのテープの上に別のミュージシャンの曲を上書きしちゃったと音楽番組で言っていましたがあながちあり得る話しです。

自身の今までの経験から言うとただCDを渡しても意味がありません。デモCDを渡した時の当時の自分は「何もしないよりかはとりあえず音源を渡すだけでも何か変わってくるだろう…」と考えていた訳です。これが浅はかな考えでしたね…。その先を考えられなくてはネクストレベルに行けないのに。

相手の立場に立って考えてみる。
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「この音源自分らの音源です!!是非聴いてみください!!」…とCDを渡したという行為に自己満足感を見出して浸ってはいけません。大事なのはその後です。ここで想像力を働かせてみましょう。もし相手がCDを聴く環境が無かったら?仮に渡したとしてもすぐに忘れてしまうんじゃないか?など相手の環境や状況をイメージしてみて聴いてもらう方法を模索してみましょう。

CDを聴く環境がないことを想定してあらかじめyoutubeやsoundcloudに上げておいたり、名刺や公式サイト、SNSを通じて音源を聴いてみてどうだったか感想を聞かせてくださいとメッセージを送ってみる。それでもダメだったらさっさと意識を変えて新曲作りに励んだりライブ活動に勤しみましょう。

とは言っても経験上、返事をくれるアーティストもいるので気長に返事を待つことも損ではありません。なんにせよ一番大事なことは音源を媒体にお互いに繋がりを生もうとする。そのためにはどうするべきか?と一歩踏み込んで考えてみることです。

以上、過去の失敗からどう改善するか?な記事になりましたがこれから音源を作ろうとしているアマチュア・インディーズのミュージシャン(自分そうだけど)はせっかく高い金をだして作品を作るのだから無になるリスクを回避しつつ有効にデモ音源を活用していきましょう。偉そうなこと言ってすんまんせん。では今日はこの辺で。